部屋が水浸しってどういうこと?厄介な住人とご近所トラブル
仕事が終わり、2歳の娘と帰宅すると脱衣所から普段は聞こえない音がします。慌てて扉を開けると天井から水漏れが! 上の階から水が漏れていると確信した私は、慌てて苦情を言いに行こうとします。しかし、小さい娘に何か危害を加えられたらと怖くなりちゅうちょしました。というのも以前、上の階に住む大学生の男性がわが家のベランダ前でタバコを吸っていたので、「部屋に臭いが入るし、小さな子がいるからやめてくれませんか?」と注意したところ、無視されたのです。
前回の経験から、私が話しても意味がないと思ったので、夫を頼ろうと帰宅を待つことに。そして帰ってきた夫が、上の階に行くと中から出てきた男性は「やっぱりか……。最悪」とひと言。謝罪も、反省する様子も見られません。夫は話にならないと判断し、男性の両親が帰宅した後に、あらためて訪問することに。しばらくして、男性とそのお母さんが訪ねてきました。「先ほどは息子がご迷惑をかけたようで申し訳ございません」とお母さんが言い、男性も「すみませんでした」と謝罪してくれたのです。私たちはきちんとした謝罪を聞き、怒りが落ち着きました。私たちの怒りの原因は、家が水浸しになってしまったということに加えて、男性から謝罪がなかったからなのです。
今回の経験を通して、誠意のある対応がとても大切なのだと被害者側になってあらためて感じました。娘には間違ったことをしたらすぐに謝罪するなど、誠実に人と接することの大切さを教えたいと思います。
作画/ヒロミンミン
著者:山田裕子
夫と2歳の娘と3人暮らし。夫が早く帰ってきた日は仲良くみんなで散歩するのが日課。みんな食べることが大好きで、毎日栄養満点の料理をふるまっている。