その夜、ライコミさんはなかなか寝付けませんでした。我慢させられたわけではないのに、母親との嫌な思い出が次々と浮かんでくるのです。
母は悪くない。至らない私が悪いだけ
「ずっと言おうと思ってたんだ」と話し合いを始めたリョウタ。
これまでのライコミさんとのやり取りから、母親を支配的に感じていたそう。
「それは私が至らないから。」と反論するライコミさんに、リョウタは続けて、
「義母の行動もすべてが悪いものではなく立派な人だけど、時代も変化しているしライコミも同じにする必要はないんだ」とやさしく諭すのでした。
リョウタが言うように、母親は子どものことを心配することもありますよね。
母親の「幸せになってほしい」という思いが強いからこその言動で、決して支配しようと思っているわけではないはずです。
とはいえ、親の行動が子どもの考えに影響を及ぼしてしまうことは否めません。
ライコミさんの言動には少なからず母親にも原因があるでしょう。
子どもに「失敗してほしくない、恥をかいてほしくない」と親は思うものですが、そんな経験もときには必要です。
ライコミさんもある程度リンを見守ることも大切しながら、子育てしていけるようになることを祈るばかりです。
ライコミさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪