息子のおもちゃを巡って公園でトラブル勃発!
これは息子が3歳のときの話です。当時、近所の公園へ連れて行くのが日課になっていました。おとなしい息子は、滑り台やブランコではなく、家から持参したバスのおもちゃを走らせて遊ぶのが大好き。いつも公園には4~5組の親子が来ていてにぎやかでした。
いつものように遊んでいると、ほかの子どもが来て、息子のバスを取って行ってしまいました。その子のママは「貸してってちゃんと言いなさい!」と注意してくれたのですが、子どもは知らんぷり。私は「いいんですよ」としか言えず、息子には「貸してあげようね」と声をかけました。その後、ママが子どもを説得してバスはなんとか返してもらえましたが、この日からバスを取られる日が続きます。
ある日、いつものように公園にいこうとすると、息子は「行きたくない」と答えました。「どうしたの?」と聞くと、どうやら自分のおもちゃを取られるのが嫌だった様子。「でも、あの子も意地悪じゃなくって遊びたかっただけだと思うよ」としか言ってあげられず、息子は納得のいかない表情をしていました。
数日後、何事もなかったように、息子は「公園行きたい」と言い出し、いつも通りバスのおもちゃで遊びました。一方、「公園に行きたくない」と言われたことを気にしていた私。後日、保育士の姉に公園でのいきさつを話すと「息子が今遊んでいるから聞いてみるね! 遊び終わったら貸すね! と言って守ってあげたほうがいいよ」と言われたのです。
公園のお友だちと仲良くしてほしいと思い、簡単におもちゃを貸していた私。その後は「今遊んでいるから、貸してもいいか聞いてみるね」と仲裁に入るように。息子が少しでも貸したくなさそうなときは、まず「そうね。今は貸したくないね」と息子の気持ちを受け止め、その後お友だちに貸してあげ「どうぞ」を自然にできるよう頑張っています。息子の気持ちを考えてあげられてなかったことに気づき、反省した出来事でした。
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作画/mosu
著者:山下ゆか
5歳の息子を持つ主婦。趣味は映画鑑賞と読書。家族で休みの日にお出かけするのが大好きで、最近はキャンプにハマっている。