みなさん、こんにちは。赤ちゃん生活探検隊です。 生後1カ月からの生活を追い続けている向葵(ひまり)ちゃんの最新の様子を取材してきました!前回から1カ月の間にできることも増え、心も体もどんどん成長しているのがわかりますよ。ご自身の赤ちゃんの様子と比べながら、向葵ちゃんの成長の様子を一緒に追ってみましょう♪
体重も増えて、動きも力強く!
2カ月のころと比べて、おなかや太ももがぷくぷくになった向葵ちゃん。香ママは抱き上げるのが大変になってきたそうです。
香ママ「ミルクを飲む量も増え、おしっこの量も多くなった気がします。今まで使っていたおむつでは吸収が間に合わなくなったのか、もれるようになったので、別のメーカーのものに替えてみました」
にぎにぎやおもちゃを持たせると自分でしっかり握れるようになるなど、反り返る力がしっかりとしてきていました。寝返りも、あともう少しでできそうです!気になるものがあると、体の向きを変えて目で追いかけます。
首もすわって、今ではたて抱きオンリーに
体がしっかりしてきた向葵ちゃん。首がすわって、抱っこもすっかり安定しています。お姉ちゃんも、抱っこがしやすくなったようです。向葵ちゃん横抱っこは卒業ですね。
香ママ「たて抱っこが大好き。授乳以外で横抱きにするとグズグズし始めちゃいます」
午前中はごきげん。ひとりで遊んでいることも
香ママ「まだ手を伸ばすまでではないけれど、メリーをじーっと見て、ひとりで遊んでいることも。午前中は機嫌がいいので、その合間に家事をしちゃいます」
動くものや音のなるもの、色にはっきりしたものに興味を示して、じーっと見つめる向葵ちゃん。以前はチャイルドシートに乗せるとグズってしまったそうですが、メリーを取りつけたらごきげんに。車でのお出かけもラクになっているみたいです。
“お食い初め”をしました!
生後100~120日前後で行う「お食い初め」。「赤ちゃんが一生食べ物に困らないように」「丈夫な歯が生えるように」と願いを込めたお祝い膳を用意します。向葵ちゃんの場合、ちょうど年末年始をはさんでいたので、香ママの実家でお祝いをしたそう。お祝い膳は、おばあちゃんが用意してくれました。ステキですね!
乾燥対策と水分補給は欠かせません!
香ママ「以前は気にならなかったのに、最近になって向葵の肌のかさつきが目立つようになったんです。保湿をちゃんとしないといけないなと思って、朝のおむつ替えと、お風呂のあとにベビーローションを塗っています。ちゃんとケアしないといけませんね」
お風呂から出たあとは、哺乳びんを使って水分補給させているそう。
香ママ「完全母乳で粉ミルクを飲まなくなったので、哺乳びんを使うことがないんです。でも、人に預けるかもしれないし、哺乳びんの乳首になれさせておきたいという気持ちもあって、水分補給に哺乳びんを使っています」
向葵ちゃんの1日の様子
05:00
06:00 おっぱい(15分)
07:00
08:00 起床・おっぱい(15分)
09:00
10:00
11:00 おっぱい(15分)
12:00 ねんね(60分)
13:00 おっぱい(15分)
14:00
15:00 ねんね(30分)
16:00
17:00 おっぱい(15分)
18:00 おふろ・水分補給
19:00 ねんね(30分)
20:00
21:00 おっぱい(15分)・就寝
22:00
23:00
00:00 グズグズして添い乳(1時間おきくらい)
01:00
02:00
03:00
04:00
助産師さん教えて! 果汁をあげるタイミングは?
離乳食はまだ早いけれど、果汁をあげてもいいか考え始めるママもいるのではないでしょうか?アレルギーの心配もありますよね。香ママのお悩みに、クックパッドベビーでおなじみの助産師REIKOさんが答えてくれました。
香ママ:上の子2人が食物アレルギーです。向葵は粉ミルクを飲んでも問題はありませんが、果汁でもアレルギー反応が出ることはありますか?果汁をあげるタイミングや初めてあげるのに適している果物を知りたいです。
REIKOさん:果物によってはアレルギー反応を起こすものもあります。たとえば、オレンジ、キウイフルーツ、バナナ、もも、りんごは、アレルギー対象品目に挙げられています。初めて与えるときは、慎重に与えましょう! 初めての果汁は、みかん、いちご、梨、スイカなどがいいと思います。果汁は無理に与える必要はないといわれています。離乳食開始以降に最初は薄めたものから、少しずつ与えるようにしましょう。
助産師さん教えて! 完全母乳ママが気を付けたいこと
香ママ:授乳し終わっても、乳房に硬いところがある場合、乳腺炎が気になります。乳腺炎にならないために自分でできるケアはありますか?そして完全母乳の場合、頭痛やかぜなど、ママが体調を崩したときは、薬を飲んでも大丈夫でしょうか?
REIKOさん:毎回、同じところが硬くなるような場合は、硬くなっている部分に赤ちゃんの下唇がくるようにして飲ませるといいですね。難しい場合は、少し軽くなる程度、搾乳してみましょう。乳腺炎は、乳房に母乳が長い間溜まっている状態が続くことが原因で起こることがほとんどです。授乳間隔がふだんよりも空いてしまったり、ママの疲労やストレス、乳製品の摂りすぎなどによっても乳腺炎になりやすくなりますから、注意していきましょう。
ママが体調を崩したときに薬を飲む場合、飲んだ薬の成分が母乳を介して赤ちゃんに移行はしますが、ごく少量で、赤ちゃんに影響が出ることはほとんどないといわれています。薬が必要な場合は、かかりつけ医を受診したり、薬剤師がいる薬局で授乳していることを相談してから、服用すると安心ですね。
上の子のお友だちやママ友が支えに
向葵ちゃんの生活リズムが整ってきて、首のすわりもしっかりしてきたので、お出かけする機会もどんどん増えているそうです。お兄ちゃんとお姉ちゃんのお友だちや、香ママのママ友たちが一緒に遊んでくれたり、お祝いをしてくれたりするそうです。こうしてにぎやかなのも、向葵ちゃんのお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるからこそ。香ママも心強いですね。
声や動きの幅が広がって、感情の表現が豊かに
取材チームがうかがうと、見慣れない顔に不思議そうな表情になった向葵ちゃん。香ママの顔が見えると安心して大きな声で「あ~あ~」とお話していました。声の強弱、抑揚も出てきて、ますます感情表現豊かになったことを感じます。香ママも向葵ちゃんの気持ちが分かるようになってきたようです。
3カ月を過ぎると、お七夜、お宮参りと、しばらく続いてきたお祝いイベントも終了。ママは赤ちゃんのいる生活や育児にも慣れてきて、ゆっくり赤ちゃんと向き合える時期かもしれません。ママと赤ちゃんの体調がよければ、少しずつお散歩やお出かけをして、気分転換するのもいいでしょう。みなさんも適度に息抜きしつつ、赤ちゃんとの今しかない生活を楽しんでくださいね!(TEXT:赤ちゃん生活探検隊)