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「療育手帳」とは?「身体障害者手帳」とどう違うの?

娘は現在9歳。4歳のときに療育手帳を取得しました。療育手帳は知的障害を持つ人が取得できる手帳で、法律による規定はないそう。取得時は、児童相談所で知能検査を受け、知的障害があると診断されれば市役所で申請ができます。療育手帳があると、手当てを受けることができたり、公共施設の利用料が無料や割引になるので、とても助かっています。

 

 

こんにちは。ママライターの石原みどりです。私の娘は障害があり、療育手帳を持っています。最初、身体障害者手帳との違いや必要性がわかりませんでしたが、療育手帳のおかげでいろいろなサービスを受けることができています。今回は、その療育手帳についてお伝えしたいと思います。

 

療育手帳と身体障害者手帳の違い

 

娘の場合、そしゃく障害や言語障害もあるため、最初は身体障害者手帳を取得したらいいと思っていました。しかし、主治医に相談すると、言語障害などは知的障害の一部となり、身体障害者手帳を申請しても等級が低くなるため、持つ必要性がないといわれました。そこで紹介されたのが「療育手帳」です。

 

初めて聞いた名前でよくわからなかったのですが、療育手帳とは、知的障害や発達障害を持つ人が取得できる手帳とのことでした。

 

療育手帳の取得方法

 

身体障害者手帳の場合は、法律によって規定があるそうですが、療育手帳は法律による規定がないため、都道府県により受けられるサービスに違いがあります。娘の場合、まずは市役所に行って、必要書類を受け取りました。

 

そして、児童相談所で日常生活の様子の聞き取りと、知能検査が行われます。その結果、知的障害があると認められると、療育手帳が発行されます。私の娘の場合は、取得後3年後に再判定が必要となっています。

 

 

療育手帳を持つメリット

 

身体障害者手帳と同様、療育手帳も等級によって受けられるサービスに違いがあります。娘の場合は、中度と診断されており、医療費は無料、月に3万円ほどの手当てを受けています。こちらは、1年ごとに更新の申請書を提出しています。

 

また、身体障害者手帳と同様、県内外の施設で障害者割引を受けることができます。美術館などで本人と介助者1名が入館料無料になったり、公共施設の駐車場が無料になったりと助かっています。

 

 

わが家の場合、娘が療育手帳を持っていることにより、メリットに感じることが多いです。市役所や主治医に相談すると、よりくわしい情報を得られますよ。(TEXT:ママライター石原みどり)

【関連リンク】

妊娠届出書の書き方、提出の仕方

母子健康手帳はいつもらえるの?どうやって活用したらいいの?

 

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      療育手帳というものがあるんですね!まだ息子たちは小さいのでどんな個性が有るかは分からないのですが、万が一の時のために知識として入れておこうと思います!
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      療育手帳って見たことなかったし、知らなかったので!めちゃ参考になります。

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