私は義母ともうまくいかず、仲良くしようとしても仲間外れにされてしまう始末。義父が亡くなってからますます風当たりは強まり、次第に夫も遠ざかっていきました。
不妊の責任を妻に押し付け、離婚を迫る夫
ある日突然、夫から「離婚してくれ」と離婚届を渡されました。驚いた私が理由を尋ねると「お前いつになったら子どもできんの?」と。2人は2年前から妊活を始め、私は「健康で不妊の要素もないから、夫に問題がある可能性が高い」と医者から告げられていたものの、夫は病院に一緒に来てくれたことすらありません。
夫は「不妊の理由は女にある」と義母から聞いたと言い張り、私を責め立て続けます。そしてついに家を出て行ってしまいました。
鬼のような義母に迫られ、離婚成立
それから1週間、夫とは連絡が取れず、義実家を訪ねるも出てきてくれない日々が続きました。呆れた私はすでにサイン済みの離婚届を義母に渡しました。
それから数日後、私はストレスからくる体調不良で会社で倒れてしまいました。取引先のA男が声をかけてくれ、休憩室まで連れて行ってくれました。A男は今の出来事を目撃したにもかかわらず、何も聞かずにただ優しく接してくれました。その後、夫との離婚は正式に成立。
2年後、元夫に再会!反撃へ
あれから私とA男は飲み友達から恋人、そして夫婦になりました。ある日、夜景の見えるレストランでデートをしていると、元夫と再婚相手に遭遇したのです。「なんか太った? お前は不妊だし、再婚なんて無理だな」と私のことをバカにする発言を始めました。
そこにA男が登場。あまりのイケメンに驚く2人に「このおなか、俺の子ですけど?」と、A男が私の妊娠を告げました。さらに私は元夫に「不妊はあんたのほうってことじゃないのかな~?」と追い打ちをかけました。
しかし、元夫の再婚相手も妊娠しています。そこで、「DNA鑑定してみたほうがいいんじゃない?」と2人にアドバイス。顔面蒼白の元夫と再婚相手は、レストランから出ていきました。
自分勝手なサイテー親子の結末
しばらく経ったある日、私にA男の母から電話が。元夫が不妊だったこと、再婚相手のおなかの子の父親は他の男だったことが発覚。自業自得ですね。
一方、私とA男は幸せ真っ只中。これから家族3人で暖かい家庭を築いていく予定です。
【取材時期:2024年8月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。