「自分のことは自分でする」と義父が同居を懇願してきた翌日、夫が仕事へ行っている間はチャト子さんが義父の介護をすることに。しかし、一人でトイレに行こうとした義父は転んでしまい、チャト子さんへ助けを求めます。その様子を見たチャト子さんは、義母の介護のときのことを思い出しました。夫が帰ってくるまでの7時間、義父へ納得してもらうための行動を起こすのでした。しかし、ある出来事をきっかけに罪の意識が芽生え……!?
だったらどうします?
介護の大変さをわかってもらうため、そして義父のお願いを断りきれない夫に代わって同居を拒否するため、チャト子さんは義父へあえて厳しくあたっていました。義母のことを言われても、グッとこらえて毅然とした態度で対応するチャト子さん。すると、義父は「一緒には暮らせない」と同居のお願いを取り下げます。
そこへやってきたデイサービス主任の鈴木さん。「今までの会話を聞かれていたかも……」と動揺するチャト子さんですが、鈴木さんは咎めるわけでもなく義父をベッドに乗せた後、義母の仏壇へお線香をあげます。その出来事が、チャト子さんの心に罪の意識を芽生えさせるのでした。
介護の知識がないこともあり、義父との同居を拒むために過激な行動に出たチャト子さん。同居を阻止することはできましたが、やはり義父に対する罪悪感はあるようです。チャト子さんには今までの苦労やさまざまな考えがあってついやってしまったことなのかもしれませんが、どんな状況でも、助けを求めている状態の人を放置するのはやはり問題があるように思います。
チャト子さんの体験談マンガは、ブログからも更新されています。ぜひチェックしてくださいね。