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「お酒ある?」遠慮ゼロ…!初めて家に来たママ友がいきなりお酒を要求してきて!? #お金をせびるママ友 13

「ママ友の話を信じたらとんでもなことになった話」第13話。石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、1歳の男の子の母親・佐藤さとこさんと、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンで、さゆりさんとは、子どもの名前や誕生日が同じなど共通点が多いことがわかり、意気投合。ふたりはレッスンのあと、ランチに行くような間柄になりました。

ある日さゆりさんから、「義母にいびられてる。夫の実家は大地主で、この子を義実家の養子にしろって迫られている」という衝撃の告白がありました。かなこさんは、「この子のために最後まで戦うの」と言い、子どもを抱きしめながら涙を流すさゆりさんを前に、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。

そして、「夫がモラハラで自由に使えるお金がほとんどない」というさゆりさんのために、「これからは私の家でランチをしよう」と提案したかなこさん。「お酒が飲みたい」というさゆりさんに、少々驚いたものの、「私のうちでくらい楽しく過ごしてほしい……」という思いから、普段飲まないお酒を用意することにしました。

翌週、さゆりさんを家に招くため、準備万端でリトミックの日を迎えました。しかし教室に入ると、ブランドもののバッグを見せびらかしながら「姑にプレゼントしてもらったの♡ 会社を何個も経営していて、しょっちゅうプレゼントをくれるんだよね〜」と自慢げに話す、さゆりさんの姿が……。

 

「えっ、大地主なんじゃないの? なんか……おかしくない?」先週、カフェで聞いた話とつじつまが合わず、不信感を抱いたかなこさん。

 

レッスンが終わり、さゆりさんと家に向かう途中、思い切って「お義母さんと仲良くできてるの? 義実家は会社経営してるって言ってたけど、こないだ大地主だって言ってなかった……?」とさゆりさんに尋ねます。「義実家は会社も経営してるし、大地主。プレゼントは、私を手なずけて娘を奪う魂胆だよ」と説明するさゆりさん。

 

かなこさんは、「私は人を疑って、なんて情けないんだろう……。恥ずかしい……」とひどく落ち込んでしまいますが……。

 

そんなことより…お酒!?

せびるママ友13

 

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「おっじゃましま〜す♡」

 

さゆりさんを疑ってしまった自分を責めるかなこさんとは裏腹に、上機嫌なさゆりさん。

 

「さゆりちゃん……変なこと聞いてごめんね」

 

「え〜? いいよ〜! 気にしないで! そんなことより、おなかすいちゃった♡」

 

さゆりさんの言葉に、急いでランチを用意しようとするかなこさん。

 

「ねぇ……このあいだ言ったけど、お酒ある……?」

 

不気味に感じてしまうほど、目を輝かせてかなこさんに尋ねるさゆりさん。かなこさんが準備しておいたお酒を差し出すと、「や〜ん!うれしい〜! かなちゃんありがとう♡」と、さゆりさんは上機嫌でお酒を受け取ります。

 

「プハーーー! うまーーー!」

 

さゆりさんは満足げに、お酒を勢いよく流し込むのでした。

 

 

「おなかすいちゃった♡」「お酒ある?」と、ママ友の家でとてもリラックスしている様子のさゆりさん。何度も遊びに来たことがあるような間柄ならまだしも、初めての訪問で遠慮のかけらもないような様子に、少し驚いてしまいます。これは、“コミュ力”の高さ故なのでしょうか……? 皆さんは、初めて遊びに来たママ友が少々図々しい態度でも、気になりませんか?

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター神谷もち

    2019年3月、平成最後の男を出産したどすこいママ。息子は子鉄まっしぐら! 育児に奮闘しながら、在宅でイラストや漫画を描いています。

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