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「誰にも言うなよ?」お風呂ごっこと称し、近所の子に体を触られた私は気持ち悪くなり… #子どもトラブル 3

「子どもの性被害」第3話。現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりました。しかしSくんが提案する遊びは……。

 

大きい声を出したら…

Sくんはツマ子さんの部屋に入ると、服を脱ぐよう要求しました。

幼いながらに違和感を覚え「脱ぐのは嫌だ」と思い戸惑ったツマ子さんでしたが、「自分のほうが年上だから言うことを聞かなければいけない」と威圧的なSくん。

 

ツマ子さんはその態度に逆らうことができず、Sくんに言われるがまま服を脱いで、湯船にみたてたカゴの中に入らされてしまいました。

そして、Sくんは「洗う役」として、ツマ子さんの体を触り始めます。

 

※以下、性被害に関する描写がありますので、つらくなってしまう方はご注意ください。

 

子どもトラブル

 

子どもトラブル

 

子どもトラブル

 

子どもトラブル

 

 

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子どもトラブル

 

Sくんが体の前面を触らないよう、カゴの中でできるだけ小さく丸まって耐えていたツマ子さん。


「足を洗うから立って」と要求され、Sくんが足に触れたとたん、あまりの気持ち悪さにツマ子さんは「いや!」と大声をあげました。

この大声に驚いたのか、Sくんとのお風呂ごっこは終了。


Sくんは「お風呂ごっこしたこと誰にも言うなよ」と言って、家を出ていきました。

言いようのない違和感とショックを覚えたツマ子さんでしたが、家族には何も言えませんでした。

 

◇   ◇   ◇

 

まだ性の知識が充分でない子どもは「何かおかしいな」と思うような体験をしたとしても、その体験が家族や先生といったまわりの大人に相談すべきことなのかわからないかもしれないですね。

 

しかし「人に胸などのプライベートゾーンを見せてはいけない」「人に体を触らせてはいけない」といった性教育がきちんとできていれば、何かおかしいと思ったときに「この行為はおかしい」と自覚することができ、大人に助けを求めることができるようになります。

 

子どもたちを性被害から守るためにも、早期の性教育はとても大事なもの。大人たちがしっかり考え、子どもたちをよい方向に導いてあげたいですね。
 


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    マンガ家・イラストレーターツマ子

    長男と双子女子の母。5人家族。育児マンガ、ホラーエッセイマンガを書いている。

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