義両親に理解してもらいたい! 連絡を取り続ける夫
結婚と妊娠をキッカケに大学を中退した夫は、義両親に勘当されました。メールや電話で約3年間粘り強く説得し続けた結果、義両親が折れるかたちでやっと勘当をといてもらえることに。「一度あいさつへ来なさい」と義両親が言うので、3歳になった息子を連れ、家族3人で夫の実家へ。初めて会う初孫をかわいがってくれるなど、思ったより歓迎してくれたことに私は拍子抜け。私は夫を退学させてしまったことについて謝罪すると、「まあ、終わったことだから」とあっさりとした反応が義両親から返ってきました。しかし、義母の本心に気づくのにそう時間はかかりませんでした。
その日は夫の実家で夕食を食べて、泊まることに。義母から苦手な食べものを聞かれ、気遣いをうれしく思いながら「貝のアレルギーがあって……」と答えました。夕食の時間になりダイニングへ向かうと、ごちそうの数々。手厚いおもてなしに感激しましたが、みそ汁を手にとった瞬間、衝撃を受けたました……。なんと、みそ汁にはあさりがたっぷり入っていたのです。夫も義母の嫌がらせに気づいたようですが、やっと修復しかけた関係に水をさせません。夫には、何も言わず私の分も食べるようお願いしました。
私にとっては義理の両親ですが、夫にとっては大切な両親です。夫が3年もの間、義両親に連絡を取り続けたことを見習い、私も頻繁に息子の成長を報告するなど距離を縮める努力をしていきたいと思います。いつの日か許してもらえるよう、頑張ります。
著者:本村まこ/女性・主婦。大学時代に夫と授かり婚をし、男の子のママに。いじわるな義母にストレスを抱えている。現在は専業主婦だが、いつか社会復帰するのが夢。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています