イヤイヤ期と生理が重なる恐怖
子どもが2歳を過ぎたころの話です。わが子は外遊びが大好きで、私も屋外のほうが楽しめるタイプだったので、毎日外でたっぷり遊ぶのが習慣になっていました。そんなある日、ついにイヤイヤ期が到来! 「お昼食べようか」「いや!」「おむつ替えようか?」「いや!」という状況になりました。
こうなると困るのが、私自身のお手洗いです。トイレに行きたくても子どもが嫌がり、特に生理のときは定期的にナプキン替えたくても替えられず大変です。「あなたがおむつを替えたくないならもういいけど、お母さんはトイレに行きたいの!」と怒ってしまい、子どもを抱えながらトイレに行ったこともあります。しかし、公園によってはトイレがなかったり、トイレが遠いこともあるので、生理中の外遊びはとても苦労しました。
頑張った結果の悲しい話
ある日、お友だちのママから誘われて、幼稚園のあとに遊ぶ約束をしました。私は生理2日目という絶不調なタイミングでしたが、家に帰ってぐったりしているのもつまらないなと思い快諾。もちろん子どもは大喜びです。
しかし、この日遊ぶ予定の公園にはトイレがありませんでした。そこで私は「多い日の夜用」ナプキンをつけて公園に向かいました。これなら帰宅するまでは大丈夫だろうと、楽しく過ごしていたのですが、帰宅間際におしりあたりに違和感を覚えました。しかしどうすることもできず、そのまま自転車に乗って帰宅。自転車から降りるとサドルがべっとりとしています。
急いで家のトイレにかけこむと、万全だと思っていた夜用ナプキンの横漏れ防止のギャザーが折れ曲がっていて、そこから経血が漏れていました。サドルが濃い色でよくわからなかったのですが、べっとりとした汚れは経血だったのです。ちょうど濃い色のボトムスをはいていたので、恥ずかしい思いはせずに済みましたが、なんともいえない気持ちになりました。
後追いやイヤイヤ期がある時期は、トイレに行くのもひと苦労です。生理期間中は下腹部痛やイライラもつらかったですが、私の場合は自分のタイミングでナプキンを替えられないことが大きな悩みでした。今は子どもが大きくなり、ようやく「トイレに行ってくるから待っててね」と言えるようになって、少し子育てが一段落したことを実感しています。
著者/秋山ゆい
監修/助産師 松田玲子
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