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「放置子の家が火事…!?」古いヒーターがきっかけで母親が?安否不明の一家は #私はいらない子 35

【私はいらない子 第35話】娘のミホちゃん、夫のミノルさんと暮らすホノカさん。公園で泣いていたサオリちゃんを不憫に思い、パチンコ屋の警備のおじさんから食べ物を分けてもらっていましたが、ある日おなかを壊してしまいます。サオリちゃんの母親は、「性的暴行を受けた」「わいせつな行為があった」などと、罪をでっちあげてお金目的でおじさんを訴えます。そのおじさんはお金を払い、警備の仕事もクビになってどこかへ行ってしまったそう。ホノカさんはつい最近まで、サオリちゃんが家に来ていたことをママ友に話しました。すると、そのママ友は「今サオリちゃんの弟のひとりが家に来てるよ」と打ち明けたのでした。

サオリちゃんの弟がごはんを食べに来ていると教えてくれたママ友は、サオリちゃんが学校でいじめられていて、不登校は半分本当であること、服役中とされていた父親が実は他の女の人を作って出て行ってしまったことをホノカさんに話します。また、警備のおじさんのように変な言いがかりをつけられるのが怖く、今まで誰も何もできなかったと語るのでした。そんなある日、事件が起こり……!?

 

確かお姉ちゃんはサオリちゃんだっけ?

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自分やわが子に危害が及ばないよう、サオリちゃん一家には極力関わらないようにしていると話すママ友に、うなずくホノカさん。それでも、ママ友は罪悪感からなのか、サオリちゃんの弟が毎日のようにごはんを食べに来ることを黙認しているようでした。そんなママ友を見て、指輪の件で関係が途切れてよかったのかも、と思い始めるホノカさん。

 

その晩、近所で一軒家が火災に。次の日、火事現場の近くを通りかかったホノカさんは、「古いヒーターから発火したんですって」「それがきっかけでお母さんが……」という近所の人たちの噂話を耳にします。「確かお姉ちゃんはサオリちゃんだっけ?」という言葉に、ホノカさんの背筋は凍り付くのでした。

 

いくら放置されているよその子を助けたくても、自分やわが子の身を一番に考えるのは自然なこと。そんな中でも、せめて自分ができることとして「追い返さずにごはんを食べさせてあげる」といったママ友のように、周囲の大人の目が少しずつ子どもに向けば、それだけで救われる子どももいるかもしれません。

 

そして虐待などが見受けられたら、見過ごさずに児童相談所へ連絡をし、子どもたちを守ってあげたいですね。

 

▼児童相談所全国共通ダイヤル

育児や子育てに悩んだときなどの相談窓口です。

全国共通ダイヤル「189」に電話をかけると、発信した電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話が転送されます。

子どもが虐待されているかもと思ったとき、自分の子育てがつらくて子どもにあたってしまうときなどに、専門家に相談することができます。

電話番号:189(いちはやく)

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターしろみ

    自身が経験した育児と家族のことや、知人の体験談をもとにマンガを描いています。著書に「なんでも横取りする妹が嫌い」(KADOKAWA)

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