実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような気分で、夫にもなかなか本音を言い出せず、もっつんさんの疲労とストレスはたまる一方でした。
そんな中、仕事終わりに学童へタクくんを迎えに行くと、学童の先生に「ちょっとお話いいかな?」と呼び出されたもっつんさん。
先生いわく、タクくんがお友だちともめたり、勝手に部屋から出たりしているようで、学校と同じ状況であることが判明し……。
息子の問題行動は、私の育て方の問題…?
※訂正:(誤)検診→(正)健診
※訂正:(誤)検診→(正)健診
タクくんの発達について、常に不安な気持ちでいたもっつんさん。
「悩む気持ちを奮い立たせてがむしゃらに走ってきたけれど、やはり第三者から見てもタクは違和感あるんだと知り、もっと向き合って知らなきゃいけないと思った」とのこと。
子育てにおいては特に、不安なことがあるとつい情報収集に没頭し、情報過多で混乱してしまったり、モヤモヤしてしまったりすることがありますよね。ずっとひとりで抱え込んできたもっつんさんですが、学童の先生の言葉をきっかけに、自分を責めるのではなく、わが子と向き合う決心をしたようです。
自分の悩みや不安を吐き出すのは勇気がいることです。タクくんのことを考えて一歩踏み出したもっつんさん。これから明るい道が開けるといいですね。
監修/助産師 松田玲子
-
前の話を読む6話
「学童でも問題を起こしてるの!?」先生に話があると言われ、身構える母… #支援級に移籍するまで 6
-
次の話を読む8話
「子どもの発達が不安…」先生に打ち明け、わが子と向き合う覚悟を決めた日 #支援級に移籍するまで 8
-
最初から読む1話
「うちの子って、補助の先生つくの!?」聞いてない…入学式で先生に手を引かれて入場した息子 #支援級に移籍するまで 1