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「あ〜はいはい」なめすぎ!ママ友の心配をよそに、自分がついた嘘すら忘れ!?…!? #お金をせびるママ友 22

「ママ友の話を信じたらとんでもなことになった話」第22話。石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことにした近所のリトミック教室で、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと出会い、子どもの名前や誕生日が同じなど、共通点が多いことがわかって意気投合。

ある日さゆりさんから、「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」という衝撃の告白がありました。そんなさゆりさんの状況に、かなこさんは、さゆりさんをできる限り支えようと心に決めます。

後日、かなこさんの家で食事を楽しんでいると、さゆりさんから、「義母が家に来ていることもあり、お米が足りないのに買えない。1,000円貸してほしい」とお願いが。そしてその1カ月後、今度は「生命保険の保険料が払えないから、1万円貸してほしい」と頼まれました。

かなこさんはお金の貸し借りに抵抗があったものの、「友だち同士、親同士、助け合わなくちゃ」という気持ちで、さゆりさんにお金を貸します。

 

さゆりさんがかなこさんに1万円を借りた日の夜。自宅でくつろぐさゆりさんは、夫との雑談の中で、「かなこさんにお願いされて遊びに行っているだけ」と嘘を話したのです!

 

続けて、「義母に子どもを養子によこせと迫られているらしい」など、かなこさんに話していた自身の境遇を、かなこさんに起こっている出来事かのように夫に話しました。

 

さらに、実はさゆりさんの義母はすでに亡くなっていたことがわかり……。
 

「楽しみ〜♡」意味がまるで違うふたり

せびるママ友22

 

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妻が嘘をついているとは、夢にも思わない夫。やさしい妻と結婚し、子どもに恵まれたことに感謝し、「天国の母さんにも会わせたかったよ……」とひと言。

 

「そうだね〜」

 

さゆりさんは夫の言葉に、顔をひきつらせながら答えます。すると、かなこさんからメッセージが入りました。

 

「さゆりちゃん! 今日はありがとう! ところで保険料金、大丈夫だった?」

 

一瞬、何のことだかわからないさゆりさん……。

 

「あぁ! はいはい。保険料金ね」

 

自分がついた嘘を思い出し、「かなちゃんのおかげで保険料金払えたよ! 生活費が入ったら返すから安心してね。本当にごめんね!」とかなこさんに返事をしました。

 

安心したかなこさんは、「また来週もごはんしようね」と返信。

 

「うん! する♡ 中華がいいな〜」

 

さゆりさんはちゃっかり、食べたいメニューをリクエスト。

 

「来週……楽しみ♡」

 

同じ思いのふたりですが、裏にある気持ちはまったく異なります。純粋にさゆりさんとの時間を楽しみにしているかなこさん。しかし、さゆりさんはかなこさんに適当な嘘をつき、かなこさんのやさしさに甘えているだけなのでした。

 


自分がついた嘘すら、忘れていたさゆりさん。かなこさんはさゆりさんの話を真正面から受け止め、なんとか支えようとしていました。しかし、さゆりさんは本当に適当に、その場限りの言葉で話していたようです。かなこさんを思うと、許せないですね……。

 

かなこさんはさゆりさんを信用している反面、言いようのない違和感を覚えています。皆さんは、さまざまな人と関わるなかで、「なにか、違和感があるな……」と直感的に思ったことはありますか?

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター神谷もち

    2019年3月、平成最後の男を出産したどすこいママ。息子は子鉄まっしぐら! 育児に奮闘しながら、在宅でイラストや漫画を描いています。

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