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「毎日歩いていたのに!?」妊娠中に勝手な思い込みで行動した結果、「要注意妊婦」になってしまった話

初めて妊娠した10年前、当時は知らないことばかりで雑誌やインターネットの情報を見たり、友人に聞いたりして知識を増やしていました。しかし、里帰り出産で転院するまで知らなかったことで、ちょっと大変な思いをした妊娠時の経験談です。

マイナートラブルがなかった妊娠初期

私は妊娠中、つわりがありませんでした。病院から妊娠初期に体重について説明されたことはなく、もともと食べることが好きな私は「赤ちゃんも含めて2人分!」と言い訳をつけて、いつもよりたくさん食べたりすることも……。

 

やがて妊娠中期には体重が8kgほど増加していましたが、それでも産院で注意されることはありませんでした。雑誌やインターネットの記事には「出産に向けて、たくさん歩きましょう!」と書かれていたので、できる限り毎日30分以上散歩をしていたこともあり、私自身も体重について気にしていなかったのです。

 

そして妊娠8カ月になり、里帰り出産のために地元の産院へ転院。そこで先生に言われたことは、「体重が増えすぎている」だったのです! 転院先の産院では、BMI23だった私の場合、出産時までの体重増加を10kg以内に留めることが理想だったようです。

 

※2021年3月に「妊産婦のための食生活指針」が改定され、妊娠期における望ましい体重増加量については、新たに「妊婦の体重増加指導の目安」が公表されています

 

何をしても増える体重…要注意妊婦に!?

体重を指摘された私は毎日歩き続け、時には1時間以上歩いたこともありました。食事の内容を気にしたり、量を減らしたりしたのですが、体重は右肩上がり! 臨月になるころには12kg増加していて、母子健康手帳には赤いペンで体重を書かれる“要注意妊婦”になってしまいました。

 

出産自体は、たくさん歩いていた成果もあったのか安産でしたが、産後に体重を減らすことがとても大変でした。歩いているから大丈夫!という勝手な思い込みから、食べ過ぎてしまった過去の自分に怒りたくなったほどです。

 

 

周りに出産経験がある友人が少なかったこともあり、妊娠中の体重管理が大事だとは知らなかった私。その結果、マイナートラブルの少ない妊娠中に調子に乗ってしまい、あとで苦しい思いをすることに……。今では、街でスラッとした妊婦さんを見かけるたびに、うらやましくも感じます。妊娠中は自分の勝手な思い込みで行動してはいけないと感じた出来事でした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師 松田玲子


著者:高山ななみ

9歳、7歳、4歳、2歳の4人の子どたちと夫との6人暮らし。医療系の資格を保有。医療の知識や子育ての経験をもとに、ライターとして活動中。

 

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