きっかけはポテトサラダ
この日の夕食は私が作ったポテトサラダで、夫はポテトサラダを口にするなり「これじゃがいも潰しすぎじゃない?」と言いました。
私はそう思わなかったため「そうかな?普通だと思うよ」と返答すると、夫は「う〜ん、お母さんのポテトサラダはもっとじゃがいもの形が残っていたよ。お母さんのポテトサラダのほうが俺は好きだな」と言い出したのです。
「別にいい」ってなに!?
せっかく作った料理を批判されただけでなく、義母と比べられたと感じて悲しくなり「じゃあ食べなくていいよ!」と、悲しさとイライラでポテトサラダを片付けようとしました。
すると夫は「これはこれで別にいいんだけどね!俺はどっちも好きだよ」と慌てて言い直したのですが、この「別にいい」という言葉も私の怒りに触れたのです。
「別にいい」のであれば、私が作ったポテトサラダに対して「じゃがいもを潰しすぎだ」とか「母の作ったポテトサラダのほうが好き」なんてわざわざ言う必要はないはず。
夫の言葉にイライラした私は、その後夫が話しかけてきても無視をして、いつもより大きな音で食器を洗って“怒っているアピール”をしました。
無自覚の夫
しばらくして夫に「なんで私が怒っているかわかる?」と聞いてみましたが、夫は「どうして怒っているのかわからない」とのこと。
私は先ほどのポテトサラダの話だけではなく、「今まであなたはわざわざ言わなくていい余計なひと言を私に言っていた。それが嫌だった」と伝えました。
しかし、夫は謝るわけでもなく「俺、そんなこと言ってる?」とキョトンとしていて……。夫は、自分の言葉が余計なひと言だとは思っておらず、すべて無自覚だったようです。
夫の反応に、怒る気力すらなくした私は「自覚なかったの?」と思わず笑ってしまいました。そして「言われたほうはあまりいい気がしないから、今後気をつけてね」と伝えて仲直りしました。
夫の「別にいい」はフォローのつもりだったのかもしれませんが、このときは余計なひと言のあとに「別にいい」と付け加えられたことで余計にイライラしてしまいました。余計なひと言をゼロにするのは難しいかもしれませんが、少しずつ減らしてもらいたいと思います。
著者/やん子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!