入院初日はワクワクしながらも…ダラーッ!
チョコレート嚢胞の手術を受けるため、5日間ほど入院することになったわみださん。今回は、わみださんの入院初日の過ごし方や、病院関係者とのやりとりの様子をご紹介します。受付で入院手続きを済ませたわみださんは、看護師さんに病院内を案内してもらいながら、病室へ向かうことに。
※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
※正しくは二次元コードで、リストバンドに二次元コードを記載し、患者情報を管理している病院もあります。
※「監理」→「管理」
受付を済ませたあとは、看護師さんに病院内を案内してもらうことに。わみださんが入院した病棟は入口がオートロックになっていて、入るときだけインターフォンでナースステーションに連絡し、開けてもらう必要があったそうです。これは小児科が入っている病棟に多いらしく、連れ去りや感染防止のためのセキュリティ対策なのだとか。
そのあと、4人部屋の病室に到着したわみださんですが、ベッドまわりの環境を整え終わった途端からヒマに。入院初日は検査でバタバタする方もいるようですが、わみださんの場合は特に検査もなく、医師や看護師さんなどが説明のために訪ねてくる以外の時間は、本当にやることがなくてヒマだったそうです。
そんな中、わみださんが感動したのが手首に巻かれたリストバンドの技術。もともとリストバンドには氏名や生年月日、性別などが記載されていて、喋れない患者さんであっても医療スタッフが正確に本人確認をするのが目的なのだそう。二次元コードを印字しているのは、投薬時にリストバンドと医療スタッフのIDカード、薬剤の3つの二次元コードを照らし合わせることで、医療スタッフの投薬ミスを防ぐ目的があるとのことです。こういった医療現場の取り組みを知っておくと、患者の立場からすれば少し安心できるかもしれませんね。
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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