2号店を出すことに反対していたRINさん。RINさんは自分は店を手伝うのではなくやりたいことをやって、長男ともっと一緒にいたいと訴えました。すると夫は「稼いでみろ」と条件を出してOKしてきました。夫の勝手な言動に振り回されてきたRINさんは、怒り心頭でしたが、平静を装って理解を示します。すると夫は2店舗目の空きテナントを見つけてきて――!?
俺を困らせるな!?
「稼いでみろ」
自分のやりたいことをやりたいというRINさんに夫は言い放ちました。RINさんはカチンときたものの、平静を装って言いました。
「あなたの考えはよくわかった。そこまで言うならそうするわ」
そして、2号店は好きな人を雇って好きにしたらいいと言ったのです。RINさんは夫が2店舗を経営する力がないことを、どうせなら思い知らせてやろうと考えていました。
RINさんを説き伏せたつもりの夫は、上機嫌で新しい店舗を見つけてきました。会社が多い地域のわりに人通りが少ない店舗に、RINさんは繁盛するイメージを持てませんでしたが、夫はウキウキしている様子。
店舗が決まり、夜は1号店を切り盛りし、日中は2号店の開店準備を着々と進めるのでした。
◇ ◇ ◇
「俺を困らせるな」などと言われたときは怒りが頂点に達していたRINさん。それでもRINさんがにっこりしてモラハラ夫さんに返事をしたのは、離婚を見すえていたためだそう。モラハラ夫さんにそのことを悟られないようにしていたと言います。モラハラ夫さんは2店舗目の準備にご機嫌で、まったく気付いていない様子ですね。