生理中の憂うつ
生理中の就寝時は、とても気をつかいます。というのも、私は普段から経血が多く、特に経血量の多い生理2〜3日目あたりは、寝ている間に経血漏れをしてシーツを汚してしまうことが度々あるのです。
シーツを汚してしまうと、経血で汚れた服やシーツを洗濯して、着替えて、後始末をして……と、朝からうんざりしてしまいます。そのため、経血漏れをしないように気をつけて寝ることは、私の中でとても重要なことでした。
朝起きたときにドキッ
経血漏れを防ぐために、寝るときは夜用ナプキンを着用し、併せてタンポンを使います。準備をせずにうっかり寝落ちした翌朝は、経血漏れで大変なことになってしまうので、夜用のナプキンとタンポンをつけてからベッドでゴロゴロするようにしています。
しかし、寝る前に夜用のナプキンとタンポンをつけて「これで完璧!」と思っていても、寝ている間に経血漏れしてしまうことも。朝起きた瞬間に「もしかしたら経血漏れているかも……」とドキドキしながら起きるのは、私にとってなかなかのストレスでした。
休みの日でゆっくり寝ていられるようなときでも、経血漏れしていないかが気になって、確認するためにわざわざトイレへ行くこともあったのです。
私にぴったりな「漏れ対策」
そんな経血漏れの不安をどうにか解消したいと思った私は、寝ている間の経血漏れ対策を考ることにしました。
はじめに思いついたのは、おむつのような形の「はくタイプのナプキン」でした。しかし、誰にも見られないとはいえ、気持ち的になんとなく抵抗があって……。一度買ってはみたものの、結局ほかの対策を模索することにしました。
その中でたどり着いたのが、タンポンをつけた上で、夜用のナプキンを2枚重ねて使用する方法です。
経血漏れは、おしり側から起こることがほとんどだったため、ナプキンを2枚重ねてショーツに着けることで、経血漏れを防げるのではないかと考えたのです。
最近では、超ロングなど長いタイプのナプキンもありますが、私は一般的なサイズの夜用ナプキンを縦に2枚重ねてショーツに当てる方法が、ゴワゴワせず快適に過ごすことができました。
この方法でも、たまに漏れてしまうこともあります。完全に防ぐことは難しいですが、それでも「ナプキンを2枚使ったらまだ安心」と思えるため、昔より安心して眠りにつけるようになりました。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/うみの るな
イラスト/おんたま
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!