浪費癖のある妻
中古で購入したマイホームのローンを支払い終え、開放感でいっぱいのシゲオ。しかし、そんなシゲオの心に重くのしかかるのは妻のマユミと娘のアヤの存在でした。
マユミは浪費癖があり、シゲオが家計を管理して生活費とお小遣いを渡すようにしていました。それでも足りないときはマユミからおねだりがあるようです。
ある日、テレビでテーマパークの特集をしている番組が放送されていました。それを見たマユミとアヤは「テーマパークに行きたいから、10枚ちょうだい」とシゲオにひと言。
10枚とは1万円を10枚、つまり10万円欲しいということ。
シゲオがそんなお金はないと言うと「なにケチ臭いこと言ってるのよ! 妻と娘も幸せにできないなんて甲斐性なしな男ね!」不満をこぼす始末。その後も「薄給のケチ男」「私たちのためっていうなら、金出しなさいよ!」と言われ、シゲオはとても幸せだと言える状況ではありませんでした。
不正利用の疑いが!
シゲオが仕事をしていると、クレジットカード会社から不正利用されているかもしれないとの連絡が! どうやらシゲオのカードでテーマパークのチケットが4枚購入されており、宿泊施設の予約までしようとされていたようでした。
もちろんシゲオに心当たりなどなく……ただ、テーマパークと聞いてもしかしたらマユミが勝手にカードを使ったのかもしれないと思いました。
暗い顔で仕事をしていたシゲオに声をかけてきたのは部下のパニ子。パニ子はシゲオの話を聞き、何か裏があるかもしれないと言いました。
シゲオは裏があるかもしれないと聞き、パニ子とともにマユミのことを調べてみることにしました。そしてカードはあまり使用していなかったこともあり、解約することに。
「20諭吉渡しなさい!」
仕事を終えて帰宅したシゲオを待っていたのは「何でカードを使えないようにしてるのよ!」と怒るマユミとアヤでした。
シゲオの思っていた通り、カードを不正利用しようとしていたのはこの2人。カードが使えなくなったせいで、テーマパークに行く計画があるから20万円用意するようにシゲオに言ったのです!
シゲオがそんなお金はない! と抵抗すると、マユミは「私は家のことも育児もしてるのよ!」と言いました。しかし娘のアヤはもう23歳。育児をされるような年齢ではありません。
アヤは定職に就かず、週3回アルバイトをしているだけ。シゲオは行くなら自分たちで働いてお金を貯めてから行きなさいと告げました。
そしてシゲオは「俺、今の会社を辞めようかって考えてるんだよ」とひと言。会社の経営が傾いていたので、シゲオは早期退職を考えていたのです。
退職後の生活は…
シゲオが早期退職をすると言うと、2人はお金がないのなら邪魔だとシゲオのことを家から追い出しました。しばらくはビジネスホテルでの生活を余儀なくされてしまいました。
その後、家をマユミたちに渡し、預貯金はシゲオが受け取る形で離婚が成立。会社員生活とともに夫婦生活にもピリオドが打たれました。
離婚から1年後、新居から出かけようとしていたシゲオは偶然にもマユミたちと遭遇。マユミたちはシゲオが出てきたタワーマンションを見て驚いているようでした。
2人はシゲオがこんな場所に住んでいるなんておかしい! と言いましたが、シゲオは退職後にパニ子とともに会社を起業しうまく儲けていたのです。
そのためシゲオは生活に困るどころか、以前よりもいい生活ができていました。それを知ったマユミたちは2人合わせて月50万円渡すように言ってきました。
しかし、シゲオは「なんでw? 夫の金でホスト三昧してる妻と娘って勘弁してくれよ」と2人に言い放ちました。
諭吉を渡す義理はない!
クレジットカードの不正利用の疑いがきっかけで、マユミたちは何にお金を使っているのか調べていたパニ子とシゲオ。テーマパークのチケットが4枚購入されていたのも、マユミたちとお気に入りのホスト2人でテーマパークに行く予定だったからなのです!
そしてマユミは中年ホストと不倫関係にまでなっていたのだとか……。
2人は家を売ってまでホストに貢いでおり、だんだんと歯止めが効かなくなってしまっていました。ついには借金をしてホスト通いをしているそう。
その後はマユミたちとの関係を一切断ち、2人がどんな暮らしをしているのかシゲオが知ることはありません。
シゲオはとんでもないことになる前に離婚しておいてよかったと追い出されたことに感謝していました。今では社員が結婚すると、10諭吉を包んであげているそうです。
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自分たちは働かずにシゲオのお金で遊びまくっていたマユミたち。何かをしたいと思うのであれば、自分で働いてお金を稼げばいいのに……夫のお金を使い込むマユミたちの気持ちは理解できませんね。
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