毎日続くトイレトレーニング。ママにとっても根気のいることですよね。春までにはおむつをはずしたいなど、思うようにいかなくてイライラすることもあるでしょう。今回は筆者の体験も含め、がんばるママたちにメッセージをお送りします。
トイレトレーニングは「競争じゃない」
私も入園までにおむつをはずしたい一心で、毎日トイレトレーニングに励んでいました。しかし、お友だちはおむつがはずれているのに、思うように進まない……。
私は無意識に周りの目を気にしていました。誰しも一度は周りの子と比べてしまうことってあると思います。しかし、人と比べることは、何のメリットもありませんでした。遅かれ早かれ、いつかはおむつがはずれます。人のことは気にする必要はないんです。
ストレスの少ない方法を見つけて
たとえば外出時。まだおむつはずれが完璧でない時期に、パンツを履かせたことがありました。案の定おもらしです。洋服や靴までびっしょり。外出先でのストレスが増えます。
パンツにチャレンジすることも大切ですが、ママの心の余裕も必要だと思います。パンツに敷くタイプのパットを利用する、長時間の外出は紙おむつにしてもOKなど、あせらずストレスの少ない方法だとママ自身も楽ですよ。
「いつかおむつははずれる」は本当だった
進まないトイレトレーニングで悩んでいたころ、先輩ママや両親によく言われたのが「いつかおむつははずれる」ということです。たしかにそうなのだろうけれど、時間がかかるトイレトレーニング中、先が見えなかったのが正直なところでした。
そう、「いつかっていつ?」と半信半疑になるほど追い込まれていたんです。でも、本当に突然おむつがはずれる日がやってきました。幼稚園入園の3日前くらいに卒業。「いつかおむつははずれる」は本当でした。
トイレトレーニングを終えた今だから気付くことがあります。何度言っても聞いてくれない、失敗ばかり。がんばるママほどイライラしてしまうんです。ときには「ま、いっか」の精神で向き合うことも必要だと思います。(TEXT:ママライター田中由惟)