本気でさゆりさんを心配するかなこさん。しかし、さゆりさんの話は、借金を踏み倒すための嘘です。「お節介うざ……。タダ飯おいしかったけど、引き際かな」と考えたさゆりさんは、「夫にかなちゃんのこと話したら、『そんな闇金とはもう会うな』と言われ殴られた」とさらに嘘を重ね、ふたりはしばらく距離を置くことになりました。
ある日、かなこさんが娘を預け、ひとりで買い物に出かけた際、偶然さゆりさん夫婦を見かけます。「あれが暴力夫……! 私がガツンと言わなきゃ!」と息巻くかなこさんは、さゆりさんの夫に声をかけました。
DVやお金を奪ったことを責め立て、「警察に行きましょう」と訴えますが、さゆりさんの夫は何がなんだかわからない様子。すべての嘘がバレてしまいそうなさゆりさんは、なんとかごまかそうと必死になりますが……。
ママ友の無理のある言い訳…
状況がまったくわからないさゆりさんの夫は、ひとまずかなこさんを家に上げることに。
さゆりさんは大声を出し、どうにかその場から逃れようとするも、夫はいたって冷静。かなこさんに話を聞こうと、「一体どういうことでしょうか」と問いかけました。
「あの……さゆりさんの義理のお母さんは、今いらっしゃいますか?」
「私の母なら10年前に亡くなっていますが……」
「いるよ!! ほら!」
夫の言葉を遮り、仏壇を指差すさゆりさん。
「亡くなっているんですか……?」
かなこさんの問いに「亡くなっているからなんだって言うの!? 仏壇があるなら、泊まっているようなものだよね? ね?」とさゆりさんは、無理のある言い訳をします。
「ほら! ご飯だって毎日あげてるの! お米が足りなくなっても当然でしょ!?」
仏壇に供えるご飯を指差し、さゆりさんは苦しい言い訳を重ねるのでした。
ついにさゆりさんの嘘が明らかになりました。苦しすぎる言い訳の数々にあきれてしまいますね。亡くなった母親について、訳のわからない話をする妻の姿に、さゆりさんの夫も悲しい気持ちになったのではないでしょうか……。
到底通用するとは思えないさゆりさんの言い分。さゆりさんが非を認め、かなこさんに誠心誠意、謝罪する日が来ることを願うばかりです。