みゆみゆチャンネルとは
耳が聞こえないパパ・ととちゃん、ママ・ゆうこさん、2000年生まれの長女・みゆかさん、大学生の次女・ねねさん、小学生の三女・かいちゃんの5人家族。
ととちゃんとゆうこさんはステップファミリーで、長女と次女はゆうこさんの連れ子、三女のかいちゃんは2人の実子です。長女はすでに結婚していて、1児のママ。
ゆうこさんは、長女7歳、次女3歳のときに離婚。長女14歳、次女10歳のときにととちゃんと再婚しました。
2人の出会いは、職場だったそう。もともと、ゆうこさんは手話通訳の仕事もしていましたが、当時はあまり手話がじょうずではなく、ととちゃんに仕事と手話の両方を教えてもらうなかで、惹かれていったそうです。
そんなお二人が作りあげるYouTubeチャンネルの「みゆみゆチャンネル」には、ととちゃん、ゆうこさん、かいちゃんの3人がメインで登場しており、次女のねねちゃんだけが、顔出しをしていません。
今回紹介する動画では、ねねちゃんからの手紙をご紹介します。動画の中でととちゃんが涙! そのワケとは……?
次女からの手紙
ねねちゃんが高校2年生のときに、両親へ向けて書いた手紙。
「次女から手紙をもらうのは初めてかもしれない」と、手話と口話を交えて話すゆうこさん。
長女はゆうこさんとぶつかることも多かったそう。一方、次女ねねさんは絵に描いたような『良い子』だったと言います。
「自発的に勉強もするし、勉強もできる。逆に遊びに行かないから心配になる」とゆうこさん。
そんなねねさんに動画への出演をお願いしましたが、友達にバレるのが嫌だから出演はできないけれど、手紙ならOKと手紙を書いてくれたようです。ととちゃんがねねちゃんの代わりに読みます。
異父姉妹が生まれたときの気持ち
始めに、かいちゃんが生まれたときの気持ちがつづられています。
「へぇ〜って思いました」という次女の手紙に、思わず笑ってしまうゆうこさん。
「自分が姉になるという実感はあまりなかった。年も離れているから、妹という感じもそんなにしない。今でも自分が末っ子のような感覚が抜けなくて困っています」と続きます。
ゆうこさんから見るとしっかりしている次女ですが、“もっとしっかりしなきゃ”という想いがあるようです。
YouTubeを始めた理由は、自分のためだと知って
母がYouTubeを始めたときの気持ちは、
「もともと、癖のある家族だから驚きはなかったです。『ついに来たか』と思いました」と手紙には書いてあったようです。
YouTubeを本格的に始める前には、UberEatsの配達員や布販売をしたことがあるという、ゆうこさん。ゆうこさんが思い立ったらすぐに行動するタイプなのを、家族はみんな理解してるようです。
YouTubeチャンネルを運営しているゆうこさんに対しては「1年間YouTubeを続けるという目標を立て、毎日パソコンやカメラに向かう姿勢を見て、目標を立てそれに向かって頑張るのはすごいと思います」と、尊敬しているようです。
「嫌なのは常にカメラを警戒する必要があること」。思春期の女の子にとっては、家で常にカメラを意識するのは少し大変かもしれませんね。
「ママが動画編集をしている姿をいつも見ています。最近ではやることも増えて大変なはずなのに、いつも笑顔で作業をしているのを見ると本当にすごいなと思っています」という手紙の内容には、ゆうこさんの「嬉しい……」という言葉が漏れます。
「偶然見たママの動画で、YouTube活動を続ける理由の一つに私の大学の学費を稼ぐためだと言っていたのを見て、うるっとしました。本当に困った娘だと自覚していますけれども、それでも私の将来のことを考えてくれて本当に嬉しいです」
次女からの感謝の手紙にゆうこさんは涙ぐみます。
父から娘へ……
手紙を読み終わったととちゃんから、ねねさんへ向けてメッセージ。話す前に、昔を思い出してうるっときてしまう、ととちゃん。
「勉強もあるから、ゲームをしたり、一緒に遊ぶことが無くなったことは、正直さみしい。だけど、ねねちゃんが勉強をしてくれるのは嬉しいです。行きたい道へ行けるかは運や環境にもよるけれど、全部サポートするからいつでも言って」と涙するととちゃん。
動画の最後には、ゆうこさんの想いが。
「子どもは、好きなことを好きなだけ自由にしてほしい。私の姿を見て、それがプラスになれば最高だなって思います」
動画からは、ととちゃん、ゆうこさん、ねねさんの3人がお互いを想っている様子が伝わってきました。ときどき、後ろに映る三女・かいちゃんの様子にもほっこりします。普段は恥ずかしくて言えないことも、伝えられる素敵な手紙でした。
「みゆみゆチャンネル」では、聞こえないパパと過ごす家族の日常動画が投稿されています。ぜひ、チェックしてみてくださいね♪
画像提供・協力:みゆみゆチャンネル