なんでも食べる娘だったのに、あることを境に変化が…
娘が1歳を過ぎたので、離乳食から少しずつ完了食に切り替えることに。離乳食を出すといつも喜ぶ娘ですが、完了食を出したところ、すぐに床に落としてしまい口に入れようともしません……。「落とさず食べようね」など声をかけますが、娘には伝わりません。結局、その日の夜は何をあげても食べなかったので育児用ミルクを飲ませました。
翌日、みんなで食事すると、娘がまた床にごはんを落とし始めます。上の子たちのごはんやおかずに触ろうとするので、同じものが食べたいのかと思い、似たようなものを用意するも食べず……。娘の好きな食材にしたり、味付けを変えたり、いろいろなメニューを出し続けました。そんなある日、長女が「このお皿がいいんじゃない?」とひと言。試しに、メニューは変えず、上の子たちと同じ陶器のお皿で出してみることに。すると娘は、喜んでごはんを食べたのです!
その後、1歳の娘のごはんは食材を軟らかくして、薄味に変えるなど工夫してからお姉ちゃんたちと同じお皿に盛るように。おかげで娘は食事を楽しんでいます。お姉ちゃんたちと同じこと、同じものを欲しがるようになったんだ、と娘の成長を感じた出来事でした。
著者:中野真理/女性・主婦。7歳、5歳、1歳の3姉妹のママ。平日はほぼワンオペ育児。余裕がなくなることもあるけど、笑顔を忘れず子どもたちと楽しく過ごしている。最近の楽しみは子どもが寝た後にドラマを見ながらお酒を飲むこと。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています