「終わった……俺の人生」そんなことを思いながら、自分の荷物をまとめていると、1枚のメモが出てきました。そのメモを見て、良子ちゃんの存在を思い出したオイカリ先生は、良子ちゃんの家に電話をかけることに。
最初は良子ちゃんお母さんに断られていたものの、なんとか良子ちゃんにつないでもらえたオイカリ先生。すると、良子ちゃんから「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実が語られました。さらに、手紙を書いた理由は、オイカリ先生が良子ちゃんの成績しか見ていなかったことにあったのでした。
良子ちゃんは捨て台詞を吐くと、一方的に電話を切ってしまったのでした。
オイカリ先生がいなくなると、良子ちゃんは塾に戻ってきて…
オイカリ先生が塾からいなくなると、
すぐに戻ってきた良子ちゃん。
「すげー休んでたのに」
「良子ちゃんまた1位じゃん」
塾をずっと休んでいたにもかかわらず、
成績は変わらず1番なことに
ザワザワするクラスメイトたち。
良子ちゃんはつむ田さんを見つけると、
「ちょっといいかな?」と声を掛けました。
「……ごめんね」
2人きりになると、
真っ先に謝ってきた良子ちゃん。
しかし、つむ田さんの本音は
"許せない"といものだったのです。
その日の夜、つむ田さんは家に帰ると、
お母さんに塾をやめていいか相談をしたのでした。
良子ちゃんから謝罪を受けたものの、"許せない"という気持ちが強かったつむ田さん。良子ちゃんも、まさかつむ田さんにこんなに迷惑をかけることになるなんて思っていなかったと思うのですが、現実はオイカリ先生から目の敵されて頻繫に嫌がらせを受けるなど、かなり迷惑がかかってしまっていましたよね。つむ田さんが「許せない」と思うのも無理はないと思うので、塾を辞めるという選択に両親が理解を示してくれることを願います。