自分の荷物をまとめていると、1枚のメモを見つけたオイカリ先生。そのメモを見て良子ちゃんの存在を思い出すと、良子ちゃんの家に電話をかけることに。
良子ちゃんに電話を繋いでもらうと、「悪口の手紙を書いたのは自分です」という衝撃の事実を告げられました。なぜそんなことをしたのかという理由は、オイカリ先生が良子ちゃんの成績しか見ていなかったことに嫌気がさし、塾へ通うのが嫌になってしまったというものでした。
オイカリ先生が塾からいなくなると、再び塾に通うようになった良子ちゃん。すると、つむ田さんを呼び出し、謝罪をするのですが、つむ田さんは許すことができなくて……?
「ごめんね」と謝られても、どうしても許すことができなくて…
塾を辞めたいとお母さんに打ち明けたつむ田さん。
「……ごめんなさい。今まで黙ってて」
「お母さんのほうこそ、気付いてあげられなくて。
話してくれてありがとう」
そして、つむ田さんは塾を辞めることに。
事情を知った塾長が授業料のプリントや
情報の共有などをしてくれて、塾を辞めた後も
つむ田さんのことをサポートしてくれていました。
「つむちゃん、今週も届いたわよ」
さらに、コワモテ先生からは受験の日まで、
定期的に手紙が送られてきたのでした。
泣きながら話すつむ田さんに対して、「話してくれてありがとう」とすべてを受け止めてくれたお母さん。凄くつらかったと思いますが、無事に塾を辞めることができてよかったです。本当に散々な目に遭ってしまったつむ田さんですが、塾に行かなくなった後、塾長やコワモテ先生がサポートを続けてくれていたという点は、唯一の救いだったのではないでしょうか。