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「騙されてたんだ…」まともに取り合ってはいけない嘘つきママ友!怒りを通り越し、涙… #お金をせびるママ友 36

「ママ友の話を信じたらとんでもなことになった話」第36話。石井かなこさん(28歳)は、生後9カ月の娘・えなちゃんの母親。育休中に通うことになった近所のリトミック教室では、生後9カ月の女の子の母親・谷川さゆりさんと同じクラスでした。初回のレッスンからふたりは意気投合。「義母にいびられ、子どもを義実家の養子にしろと迫られている。夫はモラハラで、自由に使えるお金がほとんどない」というさゆりさんの複雑な家庭事情を聞いたかなこさんは、さゆりさんを支えようと、頼まれるたびにお金を貸していました。

しかし、実はさゆりさんの身の上話はすべて嘘で、義母はすでに亡くなっており、お金に困っている事実もありませんでした。

ある日、頭に包帯を巻いてレッスンに現れたさゆりさんは、「夫にお金を奪われ、お金を返せなくなった。頭のケガも夫の仕業」とさらに嘘を重ねます。本気で心配するかなこさんの様子に、「引き際かな」と考えたさゆりさんは、「夫にかなちゃんとはもう会うなと言われた」と伝え、ふたりはしばらく距離を置くことに。

ある日、偶然さゆりさん夫婦を見かけたかなこさんは、「ガツンと言わなきゃ」と息巻いて、さゆりさんの夫に声をかけました。

 



DVやお金を奪ったことを責め立てますが、さゆりさんの夫は何がなんだかわからない様子。さゆりさんはなんとかごまかそうと必死になりますが、夫に促され、さゆりさん宅で話し合うことに。

すると、義母にいびられていること、保険料金が払えないこと、頭のケガが夫の仕業ということ、すべてが嘘だったと判明。無理のある言い訳を繰り返すさゆりさんに、かなこさんは……。

 

ママ友に騙されてたことに気付き…

せびるママ友36

 

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「あの、ちょっと混乱しているのですが、さゆりがかなこさんにお金を貸していたのでは?」

 

さゆりさんは夫に、「かなちゃんが困っていたからお金を貸してあげた」と嘘をついていました。

 

「私、お金なんて借りてません! 私が貸しているんです! 21,000円です!」

 

夫の問いに大きな声で反論するかなこさんに、「どっちが貸してるとか、なんだっていいじゃん」と、逆ギレするさゆりさん。

 

携帯代が払えないということも含め、すべてが嘘だと悟ったかなこさんは、涙が溢れてきました。

 

「私は……さゆちゃんのこと好きだったし、友だちだと思ってた……」

 

「私も友だちだと思ってた。それなのに嘘つき呼ばわりして、家に押しかけてきてひどいよ……」

 

なぜか被害者面をするさゆりさん。そして、「私も悪いところがあったし、両成敗ってことで。また最初に行ったお店行こーよ!」と無理やり話を終わらせようとしました。

 

さゆりさんの言葉に「まともに取り合っちゃダメな人間だ……」と感じるかなこさん。

 

「悔しいけど……私、この人に騙されちゃったんだ……」

 

さゆりさんを純粋に助けたいと思っていたかなこさんには、つらすぎる現実なのでした。

 


すべての嘘がバレてもなお、無理やりな言い分でかなこさんを説き伏せようとしたさゆりさん。かなこさんはとてもショックを受けていますが、さゆりさんが素直に謝っていたら、かなこさんの気持ちもほんの少しは救われたのかもしれません。

 

さゆりさんは悪意があり、目も当てられませんが、図らずも友だちを傷つけてしまうことは、誰しもあるのかもしれません。そんなとき、さゆりさんのように見苦しい言い訳をせず、素直に謝りたいですね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター神谷もち

    2019年3月、平成最後の男を出産したどすこいママ。息子は子鉄まっしぐら! 育児に奮闘しながら、在宅でイラストや漫画を描いています。

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