記事サムネイル画像

「子宮の中に3つあります」体の異常を覚え婦人科を受診。医師から告げられた内容に衝撃を受けて

社会人2年目を迎えたころ、生理に変化が表れました。経血量が異常に増えるようになり、生理周期も乱れ始めたのです。突然の異常に不安を感じた私が婦人科を受診したところ、医師から驚きの宣告を受けてしまいました。

社会人2年目、生理に変化が

学生時代は生理のトラブルなどまったくなかったものの、社会人2年目になってから急に経血量が増えたと感じるようになった私。異常と思えるほどの経血量で、ナプキン1枚ではすぐに経血が漏れてしまい、「ドボドボ」という感じに大量出血して怖くなるときもありました。就寝時にはナプキンを3枚重ねにして、さらにこまめに起きてトイレに行かなければシーツを汚してしまうほど。

 

また、経血量が多いせいで貧血気味になってしまったのか、立ちくらみのような症状も出てきました。仕事中に突然冷や汗が出て、気分悪くなるときも。加えて、生理が1カ月ほど続くことも出てきてしまい……。

 

どうにかしなければと思った私は、婦人科を受診することにしました。

 

医師から驚きの宣告が!

婦人科に行って検査を受けた結果、医師から「子宮筋腫が3つありますね」と告げられ、初めて聞く病名に私は驚き不安になりました。医師によると、経血量の増加や生理周期の乱れは子宮筋腫が原因だそうです。とはいえ、今すぐに手術で摘出する必要はない大きさだそうで、まずは「生活習慣を直してホルモンバランスを整えてください」と言われました。

 

仕事のストレスや忙しさ、人間関係などでホルモンバランスは乱れてしまうと聞き、婦人科を受診したあと、私は医師のアドバイスを参考にさっそく生活習慣の改善に取り組み始めました。

 

食事対策で始めたこと

具体的には、女性ホルモンを整えるといわれている大豆製品を毎日とるようにしました。納豆は忙しくても手軽に食べることができますし、朝には豆乳を飲む習慣をつけています。他には、冷え予防のためにしょうが湯を飲むようになりました。しょうがはみじん切りにしてごはんやみそ汁にも入れるようにしていて、体がホカホカするのを実感しています。

 

また、なるべく冷たい飲み物はとらず、紅茶やコーヒーは必ずホットで飲むように心がけています。貧血を防ぐために、鉄分が多く含まれるほうれん草や小松菜、レバーなども積極的に食べるようになりました。

 

このように食生活を改善してからは、生理周期があまり乱れなくなったように思います。毎日の食事が健康を保つためにいかに重要かを学びました。

 

※大豆イソフラボンを摂取すると、腸内細菌(エクオール産生菌)により「エクオール」という女性ホルモン(エストロゲン)に類似する成分が作られます。ただし、エクオール産生菌を腸内に保有していない方や、保有していても腸内環境が変わるとエクオールを産生できない方がいることがわかっており、大豆イソフラボンを摂取することが必ずしもエクオール産生につながるとは言えません。

 

 

子宮筋腫があると知ったときは不安になりましたが、私の場合はすぐに手術は必要なく、まずは生活習慣を整えたことで生理周期が整い、それだけでもだいぶ体調がよくなったと感じます。定期的に婦人科を受診して筋腫の様子を見てもらいながら、引き続き生活にも気をつけたいです。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者/山田かおる
イラスト/マメ美

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

 

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む