苦手な伯母に数年ぶりに再会
私の母の姉である伯母は嫌味を言ったり、妹である母に対して大人になってからも何かと張り合ったりするような発言の多い人物で、正直私は少し苦手なタイプです。
祖父の葬儀には当時4歳の娘と、夫と一緒に参列。伯母の孫、娘にとっては「はとこ」にあたる、娘と同い年の男の子とこの葬儀で初めて顔を合わせました。
同い年の2人はすぐに意気投合。火葬場での待ち時間に仲良く遊んでいて微笑ましく思っていました。しかし、じっとしているのが苦手な娘は、そのうち火葬場の階段や建物の廊下で走り始めました。そして、はとことの追いかけっこが始まったのです。
私や、はとこのお母さんが注意をしても聞かず、少しの間追いかけっこは続きました。4歳の子に長い待ち時間中ずっと静かにじっとしていることを要求するのは難しかったのです。ただ、元気な子どもたちの様子が周囲の人々の悲しみを癒やしているような雰囲気もあったので、厳しく叱ることはしませんでした。
後日チクリと言われた嫌味
しかし、この様子をよく思っていなかったのが伯母です。後日、母を通して「うちの孫は普段はあんな風に場所をわきまえず走り回ったりしない、○○ちゃん(娘)につられてやってしまったんだ」という主旨のことを伝えてきたのです。
たしかに娘が走り始めたことがきっかけだったのかもしれません。けれども、そのときは2人で楽しく遊んでいて、子どもの元気さ、無邪気さに大人も励まされる部分もあると思っていた私はショックでしたし、娘だけが原因のように言われてしまったこともモヤモヤしました。
その出来事を受け、逆にうちの子がよその子のまねをして良くないことをしてしまったときには相手の子を責めたり、相手の子のせいにしたりしないように気をつけています。また、今回は悩みましたが、預ける先もなく、子どももお世話になったのでどうしてもサヨナラをさせたくて連れていきました。しかし、場所などによってはやはり子どもとはいえ、はしゃいでしまうのはよくないと反省。長い時間じっとしているような場所では、お絵描き道具や折り紙など静かに遊べるグッズを持参するなど、工夫しようと思いました。伯母からの嫌味な言葉については、今後も反省するところは反省し、嫌味にはあまり反応しすぎないようにしようと思います。
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イラスト/ふくふく
著者:澤崎 凪
1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。その他、アパレル、地域情報関連記事も執筆中。