三兄弟の歯列矯正を巡って、夫と費用を含めて話し合った結果、おこなうことに決めたふくこさん。そんな矢先、夫が「仕事を辞める」と言ってきました。ふくこさんがやさしく「何かあったの?」と問いかけると、夫は仕事を辞める理由を話してくれました。
夫に余裕がなくなっていることに、薄々気付いていたふくこさん。励ますべきか、同調すべきか迷います。そして、夫から言われたある言葉で……。
母として最上級にうれしいはずのセリフが…
夫は人事を任されることになって、本部、前の部署、現場、お客さん……。いろいろな人から話を聞かねばならない状況でした。そんな忙しい中でもなんとか時間を作って、長男のハルの部活に一緒に行ったり。
でも最近は、気持ちに余裕がなさそうなことが伝わってきていました。
「これまで頑張ってきたケンさんが自分自身にその判断を下すなら、私はそれが間違いじゃないって信じられるよ」
決して怠慢とか、そんなことで「辞めたい」と言ってるわけではないと信じられたので、そう私は伝えました。すると夫が「うらやましい心底。アイツらのことが」と。
「俺だってあなたみたいな人が母親だったなら、どんなによかっただろうと思う」
夫から、母親として最上級にうれしいはずのセリフを言われたのに、私の脳裏には、15年前に夫から言われた言葉が一気によみがえってきてしまいました。
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ふくこさんは「かわいげがない」なんて言いますが、そんなことないですよね? 夫から母親として最上級の褒め言葉を言われたことが引き金になって、15年前に夫に言われた言葉が一気によみがえってしまうのは、すごくリアルというか、それほどふくこさんの心を傷つけた言葉なのではないでしょうか。
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