記事サムネイル画像

息子の蹴ったボールが怖そうな中学生の前に!「危なーいッ!」私が叫ぶと…思わぬ反応に反省

わが家の目の前の道を、毎朝自転車で爆走する男子中学生がいます。保育園の送迎バスを家の外で待っている時間にいつも彼が通るので、気をつけてはいるものの2歳と5歳の息子にぶつからないか、内心いつもヒヤヒヤしていました。しかもちょっと怖そうな見た目で、正直あまり関わりたくないと思っていました。そんなある日、事件が起こったのです……。

毎朝自転車で爆走する男子中学生

遅刻ギリギリなのか、毎朝猛スピードで自転車を飛ばしていく男子中学生。なかなか強面でヤンチャそうな見た目です。あまり関わりたくないな、というのが正直な気持ちでした。

 

長男は、保育園から帰ってくるとほぼ毎日、家の中に入る前に庭でサッカーをします。この日もいつものように遊んでいたのですが、なんと、長男が蹴り上げたサッカーボールが家の門扉を乗り越えて歩道にコロコロと飛び出てしまったのです。そこへタイミング悪く、あの強面男子中学生の自転車が近づいてきて……。

 

「あぶないっ! 」

男子中学生が何をしていたのかはよくわかりませんでしたが、サッカーボールに気づいていない様子。サッカーボールがぶつかって彼が転倒でもしたら危険だと思い、私は「あぶないっ! 」と叫びました。彼は私の声でサッカーボールに気づいたようで、自転車を止めてボールを拾ってくれました。

 

朝よりは自転車のスピードが出ていなかったこともあり、ポンと軽く当たる程度ですみ一安心。とはいえ、ボールが外に出てしまったことは事故を招く可能性もあり、あってはならないこと。私は深く反省しました。そして、私と長男が「ごめんなさい! 」と中学生に謝ると、「全然大丈夫です! 僕も前をちゃんと見ていなくてすみません! 」と笑顔で応えてくれたのです。

 

 

こちらの不注意にも関わらず、笑顔で大人な対応をしてくれた男子中学生。近くで話してみると爽やかで心やさしい少年でした。自転車で爆走する強面の中学生はヤンチャで絡みにくいという先入観を私自身が持っていたことを申し訳なく思い、今後は見かけで判断しないようにしたいと思いました。そして今後はボールで遊ぶときは広い公園で遊ぼうねと、長男と約束しました。

 

著者:鬼頭いちか/30代女性・主婦。5歳と2歳の男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。

イラスト:ふくふく

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む