MTGって何?ミーティングに慣れず…
「今日のMTGは20:00スタートです。以前のURLからお入りください!」。こんなメールが届き、まず「MTG」が理解できずにスマホで調べました。どうやら「ミーティング」という意味のようでした。「以前のURL」ということは、前にもらったメールの中に記載されているはず……。そんなことを思いながら、ミーティングまでの時間を緊張しながら過ごします。この受け取ったメールにしても、時代を感じてしまう自分がいるのです。
長年事務の仕事をしている私は、パソコン操作はどちらかと言えば得意なほうです。新しい機器やアプリも難なく使ってきたのですが、このオンラインミーティングだけはどうしても慣れません。何度か娘を相手に練習もしてみたのですが、苦手意識がついてしまったからか慣れることはできませんでした。
オンラインミーティングの当たり前
また、オンライン独自の決まり事のようなものがあります。対面でのミーティングなら、約束の15分前には会場入りして……などと考えていましたが、オンラインになると15分前は誰もいません。定時の数分前にオンラインの会場に入室するのですが、本当にアクセスできるのか、これで合っているのか不安なため、実際は30分以上も前からパソコンの前でソワソワしながら待機しているのが現状です。
いざオンラインミーティング会場に入ると、まずマイクとカメラのオンオフを切り替えます。これはどのアプリを使っても大体一緒です。ただ、その切り替えがどこにあるのかを探すのにひと苦労します。そしてあちこち触りながら、だんだん焦り始めるのです。聞こうにも声が届かないし、相手の声も聞こえないし……。相手が待っていると思うと余計に焦ってしまい、なかなかうまくつながりません。これは何度やっても慣れず、毎回どぎまぎしてしまいます。
これが仲間内のミーティングならまだ良いのですが、オンライン採用面談となれば話は別。慣れていないと判断されて、落とされる原因になり兼ねないからです。すると緊張からさらに焦ってしまい、いつもならできる操作も忘れてあたふたしてしまうのです。
老け顔防止策と大きな失敗
カメラとマイクの設定が完了し、相手の声が聞こえるとホッとします。それからが本当のミーティングの始まりです。1対1なら、まだ話もしやすいのですが、大勢で一斉にとなるとどうしても自分の意見を話しにくくなります。タイミングを伺いながら、今か今かと待っているうちに、結局タイミングを逃してその話題は終了。また、話の途中で映し出される自分の姿を見ると、すごく老けて見えてとても残念な気持ちになります。
「カメラの位置が低すぎるのかも」。そう思いながら、位置を高くしてみたり、日中でも部屋の電気をつけて明るくしてみたり、カメラを離れた位置においてみたりと試行錯誤を繰り返していますが、なかなか改善されません。
つい先日は、「資料を共有して、説明してみてください」と言われ……。結局「できそうにないです」と伝えました。「パソコン上に画面を出して、共有ボタンを押せばいいのだろう」と道理では理解しているのですが、慌ててパニック状態になり、あちこちのボタンをクリックし過ぎて戻せなくなり、断念せざるを得ませんでした。準備しておけばよかったと後悔しても、後の祭りなのです。
「この人、何やってるんだろ」と他の人に思われたりしないかなど、余計なことを考えてさらに緊張するという悪循環から抜け出せずにいるのが現状です。
まとめ
オンラインミーティングは、どんなに遠くにいても集合できる画期的なツールです。しかし、苦手意識の強い私は、今のところ全然慣れる気配がありません。しかし、今後もWebライターを続けていく以上、慣れていくしかないのも理解しています。
せっかくの機会なので、物おじせず少しずつ慣れていきたいと考え、最近こっそりYouTubeで勉強を始めました。徐々に慣れていこうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/やましたともこ
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