死にそうに痛いのに…
ある日の朝、子どもの幼稚園のお弁当のために起きた妻は、台所にへたり込んでしまうほどの体調不良に襲われました。
その日は生後2カ月の次女の世話もしつつ、最低限の家事もこなしますが、夜になっても具合が悪いまま。頭痛もひどくなっていきます。
仕事から帰宅した夫に「病院に行きたいから明日仕事を休めないか」と聞きますが、生後2カ月の次女を連れて病院に行きたくないという気持ちをわかってもらえず、結局「嫁の病院くらいで仕事を休むのは嫌だ」と言われてしまいました……。
翌日になっても頭痛が続いていたため、近所の病院に行き、授乳中でも飲める弱い薬を出してもらった妻。
その薬を飲んで横になってみたものの、結局その日も頭痛がひどくて眠れません。
次の日になってもう一度近所の病院に行きますが、医師に「ひどい病気だとは思えない」と言われてしまいます。
まったく治まる気配のない頭痛に耐えきれず、夫に「総合病院まで送ってほしい」と頼みますが、夫はそれに舌打ちで答えました……。
この時点で頭痛を発症してすでに1週間でした。
◇ ◇ ◇
ここまでひどい頭痛に襲われている妻の姿を見て、舌打ちできる夫の心境には理解しがたいですよね。
夫婦たるもの、どちらかが体調を崩してしまった場合は、お互いをサポートして支え合いたいもの。ましてや幼い子どもが2人いるなら、なおさらです。
いつも一緒にいると、相手がいることが当たり前になってしまうこともあるかもしれませんが、お互い思いやる気持ちをもって接していきたいですよね。
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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