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「病院に行きたくなったら起こして」妊娠中の食中毒。妻が苦しんでいる横で夫はまさかの… #妻だって死にます 6

「妻だって死にます!」第6話。幼稚園生の長女と生後2カ月の次女の育児中、突然の頭痛に悩まされた妻。歩くのもつらいほどの頭痛ですが、夫は心配してくれません。頭痛を発症して1週間。近所の病院で薬を出してもらいましたが、一向に良くならず、我慢の限界を迎えた妻は総合病院に行くことを決意します。そこでCTをとってみると、病気が判明。妻は、脳の血管が血栓によって塞がれていたことが原因による「脳静脈洞血栓症」という病気を発症していました。

快気祝いにもう1本!

病院に行ったその日に、脳静脈洞血栓症(のうじょうみゃくどうけっせんしょう)で入院することになった妻。
しかし夫はまったく心配している様子を見せず、「大丈夫?」のひと言もなく帰ってしまいました。

 

思い返せば、昔にもこんなことがありました……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次女がおなかにいたころ。
ある日、妻は突然激しい腹痛、嘔吐におそわれ、トイレから出られなくなってしまいました。

 

当時3歳だった長女に「パパを起こしてきて」と頼み、現れた夫は赤ら顔。
休日だったため、昼間からビールを飲んで寝ていたのです。

 

動けないまま窮状を訴える妻でしたが、夫は「どうせ飲酒運転になっちゃうし寝とく」「病院に行きたくなったら起こして」と言い、再び昼寝へ。

 

夕方までこの苦しみに耐え抜き、ようやく峠を越えた妻に夫は「良かったね!」とだけ言い、快気祝いにとまたビールの栓をあけたのでした……。

 

翌日、念のために病院に行ってみると、食中毒だったことが判明。
それを夫に話すと爆笑され、おなかの子の心配もしてくれませんでした。

 

◇   ◇   ◇

 

妻を心配してくれない夫の態度は、筋金入りでした。
妻が妊娠中に食中毒を起こして倒れていたら、心配でいてもたってもいられないのが普通ではないでしょうか。

 

妊娠中は免疫力が低下するため、食中毒にかかる確率が高くなるんだそう。
食中毒を起こすと胎児に影響が及ぶこともあるようで、気をつけなければいけませんね。

監修/助産師 松田玲子

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


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    マンガ家・イラストレーター紙屋束実

    下手の横好きなマンガ描き。 主にブログにて男女間の離婚問題などを題材としたマンガ描いてます。

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