「他人なのでw」新居の住所を教えない息子の嫁→姑が新築タワマンを購入したら手のひら返しをして！？

 

夫を事故で亡くしシングルマザーになったパニかぁ。思春期真っ盛りの子どもたちを育てることに不安を感じていたものの、なんとか子どもたちを育て上げることができました。

 

息子の大翔は大学入学とともにひとり暮らしを始め、今では大手商社の営業マンとなりました。一方娘のパニ子は今だに実家暮らし。しかし、パニかぁにとっては心強い存在でした。

 

そんなある日、大翔から報告したいことがあるから実家に帰るとの連絡が。大翔には付き合っている彼女がいることを知っていたため、恐らく結婚のあいさつだろうとパニかぁは思ったようでした。

 

週末になり、帰省した大翔の隣には女性の姿が。女性は夏希といい、すでに大翔とは入籍しているのだとか！

 

報告もなしに入籍していたことに、パニかぁはただただ驚くばかりでした。

 

入籍だけではなく、なんと結婚式まですでに終わらせたという大翔と夏希。パニかぁとパニ子は結婚式なんて呼ばれていません。

 

親を結婚式に呼ばないことはどうかと思いながらも、せめて結婚式をする前に入籍の報告くらいはしてほしかったパニかぁ。

 

大翔の身勝手な振る舞いにあきれていると、夏希が不機嫌そうに「うざぁ……」とつぶやきました。

 

パニかぁは夏希の発言が気になったものの、気持ちを切り替えて「結婚おめでとう」と2人にお祝いの言葉を向けました。そして今はどこで暮らしているのか、前と同じマンションに暮らしているのか聞くことに。

 

すると大翔は「もう大分前に引っ越したよ」とひと言。

 

大翔が今の住所を言おうとすると「ストップ！」と夏希が強く静止をかけました。そして「なんでお義母さんに住所を教えなきゃならないんですか？」「私たちのこと、そうやって詮索するのやめてもらえます？」と言うではありませんか！

 

さらにどうしてもお祝いしたいのであれば、家に来るのではなく現金を渡せと言いだしました。

 

これにはパニかぁもパニ子もびっくり！ 結婚式に親を招待しない、入籍の報告もしない、住所も教えない、お祝いは現金でよこせだなんて……こんなにも非常識な嫁がこの世にいるなんて信じられない様子でした。

 

大翔は夏希の発言をとがめるわけでもなく、むしろ一緒になってニヤニヤと笑っていたのです。そして帰り際に「お祝いだけ受け取りに、また近々顔を出すよ。そのときまでに、現金の準備しといてw」と現金をせびる発言をして帰って行ったのでした。

 

大翔たちは最後まで「他人に個人情報は教えられない」と言って、新居を教えてくれませんでした。結婚の報告すらされていなかったパニかぁたちは、大翔たちが他人扱いしてくるのであれば、自分たちも同じように接することに決めました。

 

その後、長年の夢であったタワーマンションに引っ越すことにしたパニかぁとパニ子。もちろん、他人である大翔たちに引っ越し先を教えることはしませんでした。

 

しかし、パニかぁたちがタワーマンションに引っ越したことを突き止めた大翔たちは「ちょっと、母さんすごいじゃん！」と、パニかぁたちの新居へとやって来たのです！ パニかぁは顔色ひとつ変えずに「どちらさまですか？」とひと言。

 

パニ子も同じく「パニかぁ、何か怪しいね、この人たちw」と大翔たちを他人扱い。大翔は何度も家族であることをアピールしてきましたが、そんな言葉は一切無視！

 

そしてこの状況に耐えかねた夏希は「2人ともまともに働きもしてないのに、こんなタワマンに住むなんて……どうなってんのよぉぉぉおお！！」と激怒しだしたのです。

 

パニかぁたちがタワーマンションに引っ越せるくらいにお金を持っている理由。それは、SNSでパニかぁとパニ子の親子漫才が大バズりしたからだったのです！

 

元々漫才が好きだったパニかぁとパニ子。あるときパニ子の提案でSNSに漫才を投稿したところ、みるみる内に話題になり、あっという間に大金が手に入ったのでした。

 

そして、パニかぁたちにお金があるとわかった途端に他人扱いをやめた大翔たちには、借金があることが発覚。どうやら勤めていた商社もクビになってしまったようで、以前ほどの収入もなく、借金返済に追われているのだとか。

 

その後も、幾度となく大翔から連絡があったようですが、パニかぁやパニ子は他人にしてやることなどないと連絡を無視。着信拒否もして、一切の関わりを断つことにしました。

 

パニかぁたちの親子漫才はSNSだけではなく、テレビで特集が組まれるほど話題に！ パニかぁとパニ子、親子2人でこれからもたくさんの人に笑顔を届けていくのでした。

 

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パニかぁたちがお金を持っていると知った瞬間、他人扱いをやめるだなんて……大翔たちにはあきれるばかりです。家族だからこそ、お金ではないつながりを大切にしたいですよね。