<「妻の失敗を喜ぶ夫」あらすじ>
レイさんは、やさしくて聞き上手な11歳年上のトオルさんと結婚。しかし結婚して3カ月ほど経ったころ、レイさんはトオルさんに違和感を覚え始めます。
そしてある日、レイさんは妊娠していることが判明。トオルさんは涙を流しながら妊娠を喜び、すぐレイさんに仕事を辞めさせました。
メインディッシュは今から作るの?
仕事を辞めてすぐのこと、レイさんが夕食のメインに肉じゃがを作ると……。
「レイちゃんこれ何かな? 副菜しかないみたいだけど、メインディッシュはこれから作るのかな?」と尋ねるトオルさん。
「え……? メインは肉じゃが……」と言うレイさんですが、トオルさんはレイさんの言葉を遮り大きなため息。そして、レイさんを見下すような発言をします。
そういう家庭で育ったんだね
笑顔でレイさんを「ズレてるね」と笑うトオルさん。
さらには「これがメインディッシュはありえないよ?」と言い始めます……。
「肉じゃが定食なんて見たことある?」、「普通は小鉢に入ってるでしょ?」、「自分がズレてるって自覚して?」などと持論を持ち出すトオルさん。
さらには「僕が優しくて良かったね」、「レイちゃんはまだ若いしね。世間知らずでもしょうがないよ」と笑顔で続けます。
レイさんが「うちの実家では肉じゃがはメインだったんだけど」伝えると、
「レイちゃんはそういう家庭で育ったんだね」と言ったあと、トオルさんは「うちは仕事しながらも料理はちゃんとしてくれたよ」「同じシングルマザーでも状況は人それぞれだし、手抜きは悪いことじゃないしね」とレイさんのお母さんのことを小馬鹿にするような発言をしだしました。
この夫まじで許せない!
●自分の母親が働きながらちゃんと料理を作っていたと言い張るなら、まずは自分がやってみろって話。俺は結婚してから料理なんかほとんど作ったことないけど、嫁の作ってくれた食べ物に文句なんか一度も言ったことないし、思ったことすらない!
レイさんの母親までも否定する、トオルさんの発言には怒りの声が。肉じゃががメインかメインじゃないかと言うことよりも、人の作った料理や人の母親を小馬鹿にすることが許せませんよね。
ですが、このあとレイさんは「家庭によって食卓が違うのはしょうがない。価値観の違い」と自分を納得させていました。11歳年下ですが、トオルさんよりもよっぽど大人な対応ですよね。
手抜きで嫁の時間が増えるなら大賛成!
●手抜きして、嫁の時間が増えるなら、そっちのほうが絶対に良い!そもそも配偶者の幸せを自分のことのように喜べない旦那、妻はさっさと離婚すべき。
「切って煮込んだだけの料理がメインって手抜きだと思う」と言うトオルさんの発言にも、反論が! 女性からの怒りの声だけではなく、男性からも「手抜きして、嫁の時間が増えるなら、そっちの方が絶対に良い!」と言う声が届きました。
仮にメインが肉じゃがということが理解できなくても、まずは作ってくれたことに感謝をするべきではないでしょうか。これから長く夫婦生活を送るのであれば、お互いに思いやりを持って生活していきたいですよね。
夫婦のトラブルマンガ『妻の不幸を喜ぶ夫』はベビーカレンダーで完結しているので一気読みが可能です。ぜひ、皆さんのご意見も聞かせてくださいね!