興奮する雪ちゃんのママを校長先生が制し、集まることになった経緯を話し始めました。雪ちゃん側の話では、かえでと海ちゃんから突然無視されるようになり、無視が始まる前日には遊んでいたときにシール帳を破かれ、一部は盗られて一部はゴミに捨てられたと言うのです。かえでのお母さんがかえでから聞いた話をした一方、海ちゃんのお母さんはまだ話を聞いておらず、担任の先生もいじめという認識はなかったと説明。しかし、雪ちゃんのママはぐちゃぐちゃになったシール帳を鞄から取り出し、「自分の娘がもし同じことをされたら、冷静ではいられないでしょう!?」と怒りが収まらない様子。しかし、その後にあることに気づいて……!?
娘に友だちのシール帳のことを聞いてみると…?
ぐちゃぐちゃになったシール帳を見たかえでのお母さんは、「そうですね……」と答え、冷静ではいられないという雪ちゃんのママの意見に同意しました。内心、たしかに自分の子どもが同じ目に遭っていれば激怒するのもわかる、と納得したのです。
それでも、「話を詳しく聞いた後で再度お話をさせてください」と断ったかえでのお母さん。しかし、再び怒り始めた雪ちゃんのお母さんを制した校長先生により、かえでと海ちゃん本人に話を聞いてから改めて話す場を設ける、と言うことで一旦落ち着きました。
かえでのお母さんが憂鬱な気持ちで帰宅すると……雪ちゃんのママが見せてくれたシール帳にそっくりなものを見つけました。気になったお母さんが帰宅したかえでに直接聞くと、あからさまに動揺しているかえで。そんな様子にお母さんも不安になるのでした。
わが子を信じたい気持ちはあるものの、わが子の言っていることが苦し紛れの嘘である可能性が出てきた場合、どう対処したらいいか戸惑いますよね。でも、その言葉の裏には何か事情が隠されていることも。「ウソをついたこと」だけを問いただすのではなく、まずは子どもの気持ちに寄り添う対応を心がけたいですね。