衝撃! そのシミは肝斑かもしれない!
シミに悩み、自信をなくしていたあるとき、雑誌で肝斑の存在を知ります。肝斑とは、両頬や目の下にできる、もやもやした薄茶色のシミのこと。女性ホルモンの乱れや肌の摩擦、紫外線などが原因で、30代後半から50歳ぐらいの女性にできやすいそうです。
「これだーー!!」まさに記事に書かれていた肝斑の特徴は、私のシミにピッタリ。原因の一つがホルモンの乱れというのも、ストレスだったり生理不順だったりと、思い当たる節が満載です。「そうか、肝斑だったのか!」。原因がわかれば対処法もわかるはず。これで少し光明が差した気がしたことを覚えています。
UVケアやレーザーなど肝斑対策に20万~30万円
原因がわかってからは、本や雑誌、ネットを調べ、肝斑に効くということをアレコレ実践してみました。摩擦が良くないと聞けば顔を触らないように。洗顔だってやさしく慎重に。紫外線が良くないと聞けば顔をがっちりガード。日焼け止めはもちろん化粧品はすべてUVカットに変え、帽子もかぶりました。エステのレーザーを試してみたり、肝斑用のスキンケアを使ってみたり。だいたい20万~30万円は使ったと思います。それに加えて、時間と手間のかかったことといったら! かなり頑張りました。
ですが、結局納得のいく結果にはならず……。最後の手段として、皮膚科で肝斑治療をすることにしました。診察の結果、私のシミは肝斑と老人性色素班の合併ということが判明。内服薬と塗り薬が処方され、3カ月間、様子を見ることになりました。
肝斑治療にお金・手間・意欲をかけた結果
真面目に薬を飲み、塗り続けて3カ月。さらにもう3カ月がたち、最初に皮膚科を受診してから6カ月ほどがたちました。果たして効果があったのかというと……大して変わらない!! 皮膚科の先生とのやり取りはこんな感じでした。
先生「んー。ちょっとは薄くなったかなぁ?」
私「そうでしょうか……(どこが!?)」
先生「医療レーザーなら消えるけど、また出てくる可能性もあるからなぁ」
私「……はぁ」
先生「閉経したら消えるよ」
私「……(それまで待つの!?)」
期待したほどの効果もなく、お金も続かず、私も気にすることに疲れて、治療は終了となってしまったのでした。
まとめ
35歳ごろからの肝斑との闘い。43歳になった今はというと、肝斑と共に生きる道を選んでいます。シミはコンシーラーやファンデーションでなんとかごまかしています!
しかし、だからといっておばさん化していくのも嫌。「この程度ならまだ許せる」という範囲を超えないように外見をキープする努力はしています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
【黒田先生からのアドバイス】
肝斑の治療は、ピコトーニングなどの医療レーザーのほか、ピーリング、エレクトロポレーションなどもあります。費用や施術内容など医師と相談の上、決めると良いでしょう。
イラスト/すうみ
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