久しぶりの恋愛に私の心はときめき…
私が元夫と出会ったのは職場でした。彼はイケメンでやさしく、サッカーが上手で女性からモテモテ。口もうまくて世渡り上手な彼は男女問わず誰からも愛されるような人でした。
そんな彼から猛アプローチがあり、私は久しぶりにドキドキ。恋愛に依存してしまうタイプの私は、最初こそ「この人と付き合うと危険かも?」と自分の中で感じていたのですが、彼の甘い言葉の数々に私はどんどん好きになり、気づけば彼にのめり込んでいきました。
そして、ついに付き合うことになったのです。
彼の本当の姿は束縛が激しいモラハラ男
しかしお付き合いしていくうちに、だんだんと彼の本質が見えてきました。彼は人一倍寂しがり屋で、外では明るく振る舞いますが普段は気分の浮き沈みが激しく、キレやすい性格だったのです。
そして彼と付き合っている中で一番大変だったのが束縛です。今思えば、彼の束縛は度を越していると感じるものでした。彼の家庭事情は複雑だったのでそれも影響していたのかもしれません。しかし私は彼にゾッコンで、「彼なしでは生きていけない」と思うまで依存していて束縛も「愛」だと思っていたのです。
絵文字のハートがないだけで怒鳴られる
彼は、私が家族や友人と出かけることがあるといつも嫌な顔をしました。職場では男性社員と挨拶や会話するだけで彼は激怒。仕事の会話でも許せないようでした。「お前がスキを見せているから男が寄ってくるんだ」「色目を使ってんじゃねぇ」と帰宅すれば必ず怒られました。
さらにはメッセージの返信が少しでも遅れると浮気を疑われ、今どこにいて何時に帰宅するかを常に報告をしなければなりませんでした。絵文字のハートがついていないだけでも、「なぜハートがついていないか」と責められ束縛はヒートアップ。
結果的に外にいると男と関わるからと私は仕事を辞めさせられ、家にいるように指示をされました。今思うともっと自分を大切にし意見が言えれば良かったと後悔しています。
お付き合いするうちにだんだんその人の本質が見えてくることもあると思います。その本質を見て見ぬふりをすれば後々大変な事態を招くことを実感しました。彼に依存してしまった私は彼の異常なまでの束縛行為を「愛」と勘違いしておりその結果、結婚をしましたが、その後目が覚めすぐに離婚してしまったのです。そして今私には新しい彼氏ができました。この恋愛は絶対に依存をせず、相手の本質をしっかり見ようと心に決めています。
著者/深田もえ
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