記事サムネイル画像

交際8年で結婚、たった1年で離婚。「正直言うと…」私の誕生日に、夫から衝撃のカミングアウトが!?

ショーコさんが運営するYouTubeチャンネル「30代バツイチ独身婚活中の玄野ショーコ」。20代で結婚、離婚を経験したショーコさん。離婚する原因となった経緯とは!?

今回はショーコさんが8年間も交際して結婚したにもかかわらず、わずか1年で離婚することになってしまった体験談をご紹介します。

 

交際8年、結婚1年で離婚

交際8年

 

ショーコさんは学生時代から8年間付き合っていた彼と27歳で結婚。28歳で離婚しました。

 

結婚当初、夫は仕事が忙しく、帰宅はいつも22時過ぎ。しかし、休日は一緒にごはんを食べるなど、幸せな結婚生活を送っていました。

 

キッカケは同僚に誘われたネットワークビジネス

ある日、夫が「ネットワークビジネスを始めたい」と言い出しました。会社の同僚Aさんから誘われたそうです。

 

Aさんはこのとき、「自分はネットワークビジネスでの収入はないが、アップ(指導者のような人)のBさんは、かなり稼いでいる」と話していたそう。

 

最初は、ネットワークビジネスについて懐疑的だった夫。しかし、Bさんの話を聞くうちに、魅力を感じてしまったそうです。

 

 

妻の大反対を押し切りネットワークビジネスをスタート

「今は仕事が忙しいけれど、ネットワークビジネスで稼げればショーコとの時間が増えたり、旅行にも行ける」と言う夫。会社の仕事に嫌気がさしていた時期だったので、藁にもすがる思いだったのかもしれません。

 

ショーコさんは反対したものの、必死に説得され「人に迷惑をかけないこと。私の前でネットワークビジネスの話をしないこと。活動は月2回にすること」という同意書を書かせて、認めることにしました。

 

親や友だちを勧誘しはじめた夫……高額出費が続いた

夫は「人に伝えるなら、自分も使ってみないと良さを伝えられない」と、日用品をはじめ10万円の空気清浄機や、30万円の鍋セットなどの商品をたくさん購入しはじめました。

 

また、同意書の内容に反して、ショーコさんに製品やネットワークビジネスで成功している人の話ばかりするように。さらに、「人には迷惑をかけない」と約束したのに、家族や友人を勧誘するようになりました。

 

友人には断られ、義父には「同僚がネットワークビジネスのせいで会社を辞めた。ネットワークビジネスはすぐに辞めろ」と諭されましたが、全く聞く耳を持ちません。

月に2回の活動という約束でしたが、次第にネットワークビジネスの活動回数が増え、毎週出かけるようになりました。

 

近所の教会にも通い始め、勧誘してまわるように。ショーコさんから見ると胡散臭い高額な心理学の教材セットを購入したり、様々なものに投資するようになり、家を空けることも増え、結果的にショーコさんとの時間もなくなっていきました。

 

 

結婚して初めての妻の誕生日に事件が……

結婚して初めてのショーコさんの誕生日。予約してくれたお店で、2人でゆっくり食事ができて嬉しかったショーコさん。しかし、帰りの電車で事件が。

 

ショーコさんが何気なく話した話題に、夫が突然キレたのです。本当に何気ない話題だったので、何の話題だったか覚えていないそうです。幸せな気分が一変、涙を流しながら帰宅。

 

「私のことどう思っているの?」と尋ねると「好きかわからない」と返答が……。

必死に平静さを保って理由を尋ねると、「本が好きだと言っていたから結婚したのに、ショーコさんが本を嫌いだと言ったことが原因だ」と口にします。

 

数カ月前、夫からネットワークビジネスの本を渡されたとき、読む気になれなかったので「実は、本を読むのは好きじゃないんだよね」とそっけなく答えたことがショックだったそうです。

 

結婚しようと言われたときに「一緒にいると落ち着くから」と言われていたショーコさんは、本が好きだから結婚したという理由など初耳でした。

「離婚したいと思っているの?」と聞くと、「それしかないと思っている」言われ、ショーコさんは泣きながら部屋を飛び出しました。

 

 

「無意識の中で嫌い」ショックな言葉に涙

それから1週間、2人で話し合いました。ショーコさんは上司に離婚話が出ていることを話すと、早く帰らせてくれたそうです。気持ちが固まっている夫と、離婚したくないショーコさんの話し合いは平行線でした。

 

1週間の間に夫は「一緒に暮らすメリットはお金しかない」、「他に好きな人がいる」「下に見ている」、「結婚式はやりたくなかった」など、さまざまな不満や本音を口にします。しかしショーコさんはめげずに「悪いところは直すから」と努力を続けました。

 

それから数カ月後、関係が改善したように感じたショーコさんは、再度「私のことどう思っている?」と尋ねたところ、なんと「無意識の中で嫌いなんだよね」、「触られたくないし、触りたくもない」と驚きの返答が!

 

ほかにも、会社を辞めてプログラマーになる、その費用は100万円かかると言い出しました。さらに、毎月スマホゲームに10万円課金していたことが発覚。

 

さすがに、金銭感覚についていけず、自分を好きではない人とこれ以上暮らせないと思い、泣きながら部屋を飛び出し、母親に電話しました。

 

 

理由を知った義母は涙……離婚へ

ショーコさんの両親は、北海道からすぐに来てくれました。義父母と会い、6人で話し合います。ショーコさんのお母さんが泣きながら、義父母にこれまでのことを伝えると、義母も涙を流して「ショーコさん、ごめんね」と謝ってくれました。

話し合いの結果、離婚が決定。

 

数日後、自宅に戻って夫に会うと、なんだか様子が違っていて「なんで俺はあんなことを言っちゃったんだろう」と後悔の言葉を口にしたそう。このとき、義父にきつく言われて、ネットワークビジネスを退会していました。

 

それから1カ月後にショーコさんは家を出て、離婚届を提出。8年の交際を経て結婚しましたが、結婚生活は1年で幕を閉じたのでした。

 

今思うことは……

ショーコさんは、この結婚と離婚を振り返って、こう述べています。

 

「交際や結婚生活を振り返って思うことは、その交際期間や結婚生活は決して無駄ではなかったということです。」

「とても短い結婚生活ではありましたが、一瞬でも幸せな時間を過ごせて、共同生活の難しさ、自分の未熟さ、元夫や両家の家族の考えなど、様々な学びや気づきがありました。次の恋愛や私生活にそのことを活かすことができています」

 

 

◇ ◇ ◇

 

長く交際して結婚しても、何が起こるかはわからないもの。ハマり症の夫の場合、色々なことにのめり込み、何が一番大切なのかを見失ってしまったのかもしれません。

 

離婚するまでに、旦那さんからひどい言葉を浴びせられたり、お金を使い込まれてしまったり……。たくさんつらいことを経験したショーコさんですが、やさしい両親と、まっとうな感覚を持っている義母や義父がいてよかったですね。

 

 

画像提供・協力/30代バツイチ独身婚活中の玄野ショーコ

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライター廣瀬尚子

    二児の母。女性誌の編集を経て、フリーランスに。広告やアパレルブランドの撮影、雑誌やWEBマガジンの執筆などを手がける。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む