40代で迎えたマスク生活で口紅から遠ざかる
30代まではいろいろな色の口紅を楽しんでいた私。元々の唇の色がそれほど濃くないため、さまざまな色をつけて表情の変化を楽しんでいました。明るめの色はもちろん、あえて暗めの色で洋服とのバランスを取ってシックに決めたりと、口紅は最後につけるファッションのワンポイントのような位置付けでした。
しかし40代になり、だんだん自分にとっての定番色が決まってきて、新しい色にあまり手を出さなくなりました。顔色から浮かず、無難に洋服とも合わせやすく、落ちても目立ちにくいベージュレッド系が中心に。そんなふうに色を楽しむ気持ちも少なくなったころに迎えたコロナ禍。
最初のころは、マスクでも口紅は欠かせない!とこだわっていたのですが、それもつかの間、マスクにべったり口紅がつくのが嫌になり、口紅からはどんどん遠ざかる毎日となったのです。私は在宅勤務なので家ではノーメイク、外ではアイメイクのみという状況が定番となりました。
いただきもののピンクの口紅に戸惑う
コロナ禍では公私ともにオンラインでの交流が主流となり、徐々に画面上で自分の顔を見る機会が増えてきました。さすがにノーメイクは……といつものベージュレッド系の口紅をつけてみたものの、正直、画面映えしません。画面だと実物より暗く映るのでしょうか、口紅をつけると顔色が明るくなる……という効果を感じにくいままでした。
そんなとき、知り合いからもらった1本の口紅。鮮やかなローズピンクで、30代までの私なら喜んでつけていたと思うのですが、40代の私には一体この色どうしよう?というのが最初の印象でした。若い友人にあげようかな、でも、せっかくくれた知り合いにも悪いし……としばらくしまい込んでいました。
そんなとき、急なオンライン会議の準備でバタバタしていた私は、すっぴんのまま慌ててメイクケースを開け、とっさにそのローズピンクの口紅を塗ってみたのです。すっぴんだし多少は唇が明るくても良いだろう……という気軽な気持ちで。
40代のオンライン会議にはピンクが効いた
そうすると、たまたまその会議は気のおけないメンバーが多かったためか、とあるメンバーが「その口紅良いね、似合ってる」と言うのです! 私は驚いたのですが、たしかにいつも画面で暗めに映りがちだった顔色が明るく見えます。対面ではともかく、オンラインでは多少派手なくらいの明るい口紅が、実は40代のくすんだ顔色を明るくしてくれるのかもしれない……と気が付きました。
それからはオンラインではなるべくその色をつけるようにしたところ、「顔色良いね」と褒めてもらうことも。これは明らかに、このローズピンクの口紅効果だなと実感しました。私の40代のくすんだ顔色には、そのくすみをパッと飛ばしてくれるような明るい色の口紅が効果的だったのです。
自分では絶対に選ばない色をプレゼントしてもらえたことも幸いしたと思います。いつもの自分が選ぶようなナチュラル系のレッドであれば、リアルの40代の肌色には浮かずになじみますが、オンラインでの顔色のくすみを飛ばしてくれる効果はなかったことでしょう。
まとめ
コロナ禍でのマスク生活で、外出時のリップメイクは省略。でもオンライン会議での私の定番は、このローズピンクの口紅となりました。他の色も試してみたのですが、やはり私の40代の肌のくすみにはこの派手色が効くようです。
オンライン会議メイクではこの口紅を楽しもうと思います。リップメイクはすっかり定番色に落ち着いていた私も、このマスク生活が終われば、もっといろんな色の口紅を楽しんでみたい。今はそんなふうに思えるようになっています。
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