いきなり子どもが嘔吐した
ある平日の夕方、子どもたちはいつも通り幼稚園と保育園で過ごし、元気に帰宅しました。しかし、帰宅してから約1時間後、いきなり長女が嘔吐したのです。
熱を測ると、38.5度もあったのでとにかく病院へ行こうと思いました。ただ、時間は19時過ぎ……。私は、一番近くて夜でも診てくれる救急子ども病院へ行くことに決めました。
救急子ども病院へは、タクシーで15分ほどの距離です。ただ、元気な長男を見てくれる人がいないので、一緒に連れて行くことに。嘔吐対策グッズを用意したり、長男のおやつやおむつ替えセットを荷物に詰めたりして急いで準備をしました。
長女を抱っこすると、長男は、いつもならごはんを食べたりお風呂に入ったりしているのに今から出かけることに戸惑い、不安になって泣いてしまいました。
長女の診断結果は
私は荷物を肩に掛けて、グッタリとして歩けない長女と抱っこしてほしいと泣く長男を両腕で抱っこし、家の前で停車いるタクシーへ乗せました。
そして家の前に用意しておいたベビーカーをタクシーのトランクへ積み、子どもたちの真ん中に座ってタクシーは救急病院へと発車しました。病院へ着くと、私はベビーカーに長女を乗せ、少し落ち着き泣き止んだ長男を抱っこして病院内へ。
長女は胃腸炎と診断され、2日後には元気になりました。しかし、今回のような緊急事態が起きたとき、かかりつけの小児科よりも遠い病院へ私ひとりで子ども2人をスムーズに行動させることはとても大変で、シングルマザーの試練だと感じました。今後、同じようなことがあった場合は、子どもたちに今からタクシーに乗っていつもと違う病院へ行くことを伝えたり、長時間病院にいることを考えておやつやおむつを多めに用意するなど、ベストな行動を心がけたいと思います。
著者:本田りか/女性・会社員。天真らんまんな5歳の娘と、やんちゃで甘えん坊な3歳の息子を育てているコスメ大好きママ。営業事務の仕事をしながらライターとしても活動中。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています