そんな矢先に、娘がゆる子さんに保育園でできたカナコちゃんという友だちのことを話してくれます。しかし娘の通う保育園にそのような名前の女の子は存在せず、さらには口から血を流していると聞き驚愕。これまで厄除けのために娘に塩を持たせて登園させていたのですが、このままの環境で生活することに限界を感じたゆる子さんは、ある驚きの決断をします……。
これでよかったよね…私の大きな決断
娘の身に危険が迫っているのではないかと感じたゆる子さんは、遂に退園を決意。
「楽しく通っていたのにごめんね……」とゆる子さんは心が痛みます。
また、少しでも環境が変えられたらと、実家に娘たちを連れて帰省したゆる子さん。
里帰り出産以来の帰省で、もちろん娘が実家にいたのは0歳のときだけ。
しかし、娘は実家に着くなり、なつかしいと言って思い出に浸っている様子です……。
ゆる子さんはお母さんに娘の胎内記憶のことや不思議な言動などをすべて相談していたため、「いろいろ、大変だったね…」と労いの言葉をもらいます。
すると突然、娘はある人形をうれしそうに手に取ると……。
「ばぁば! ポコちゃんと遊ぼ~!」と言い出します。
なんと、ポコちゃんは娘がおなかの中にいる間につけていた呼び名だったのです。
その言葉を聞いてゆる子さんとゆる子さんのお母さんは驚いてしまいました。
◇ ◇ ◇
ゆる子さんは娘さんの身に危険が迫っていると感じて退園を決意します。その後実家に帰省すると、娘さんは0歳のころにしか生活をしていない家を見て懐かしんでいる様子。また、久しぶりに顔を合わせたおばあちゃんに、人見知りすることもなかったようですね。実家がゆる子さんと子どもたちにとって、少しでもリラックスできる環境になっていくとよいですね。