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「今後…どうする?」もう子どもを作らないと決めた夫婦。避妊方法について話し合った結果

末っ子を出産したとき、もう子どもは作らないと決めた私たち夫婦は、今後の避妊をどうすべきか話し合いました。そして出した結論は……。

「今後…どうする?」もう子どもを作らないと決めた夫婦。避妊方法について話し合った結果

 

今後の避妊方法をどうすべきか

避妊方法の候補として挙がったのは、低用量ピルやミレーナ、卵管結紮(らんかんけっさつ)、パイプカットです。なるべく失敗がないように避妊確率が高いと言われる4つを選びました。……が、パイプカットは怖いと夫が拒否したので、すぐに候補から除外。確かに手術はハードルが高いと思い、卵管結紮も除外。「残るは低用量ピルかミレーナだね」となり、両者の違いを知るべく私たちはネットで情報を検索することに。

 

私が調べたところ……避妊目的のミレーナ挿入は保険適応外で約5万円ほどかかると出てきました。5万は高い!と思いましたが、効果は最大で5年続きます。対して低用量ピルは毎月2,500円ほどの出費になるとのこと。ミレーナの5万円を月当たりに換算すると約830円です。トータルで考えれば断然ミレーナのほうが安い!と、コスパ重視の私たちは、今後の避妊方法にミレーナを選びました。

 

ミレーナ挿入当日

ミレーナを入れることになった私は、近所のレディースクリニックをネット経由で予約。問診票のやり取りもネットで簡単でした。初診時にいろいろな検査を受け、後日にミレーナを装着する流れになったのですが、装着自体はものの数分であっという間に終わりました。挿入後の痛みは思っていたより強く、生理痛を重くしたような鈍痛だったと記憶しています。

 

会計を待っているときに薄っすらと冷や汗をかいて、「ふう~」と思わずため息をついてしまうほどでした。家に帰ってすぐに鎮痛薬を飲んで寝ると、翌日にはよくなって安心したのを覚えています。

 

ミレーナのメリットとデメリットは?

私が個人的に考えるミレーナのメリットは2つあります。1つ目は手軽に避妊効果を得られること。病院に行ってミレーナを挿入してもらえば、年に1回の定期検診だけで最大5年間、何もせずとも避妊効果を得られることがとてもラクだと感じました。

 

2つ目は生理がこなくなったこと。生理がこなくなるかどうかには個人差があるようですが、私の場合は生理による不快感がなくなり、ナプキン代の節約にも繋がりました。

 

一方で、私が感じたミレーナのデメリットは、挿入時に痛みがあったこと。痛みは1日で消えましたが、ミレーナを装着する日は、仕事などの予定を調整する必要があると感じました。あとは最初に高額な支払いがあったことです。

 

 

避妊目的でミレーナを挿入する場合は、保険が適応にならず出費が高額になってしまいます。ただ、毎月低用量ピルを処方してもらうよりもトータルで考えるとお得なので、私たち夫婦はコスパ重視で今後の避妊方法にミレーナを選びました。私は現在35歳ですが、あと2回ほどミレーナを入れ替えるつもりです。デメリットもありますが、メリットのほうが大きい避妊方法だと個人的には思っています。

 

著者/有吉こう
イラスト/すうみ
監修/助産師 松田玲子

 

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