体毛の濃さがコンプレックス
夏になると半袖やノースリーブを着ることが多いですが、私はできれば夏でも長袖を着ていたいです。なぜなら、体毛が濃いから。腕や足のすねには太くて濃い毛がびっしり生えていてるので、処理をしないと肌を出す格好はできません。子どものころから体毛が濃く、学生時代は制服のスカートをはくのが嫌でした。
そんなに濃いなら脱毛すればいいと思われそうですが、未成年のころはなんとなく親に相談することが恥ずかしく、大人になってからはお金も時間もなくてなかなか脱毛ができません。
半袖を着て外に出ると…
ある夏の日のことです。この時期はとても気温が高くて長袖では過ごせず、仕方なく半袖を着ることに。翌日のために私は夜遅くお風呂で除毛していました。
私は視力が悪く普段は眼鏡をかけて過ごしていますが、お風呂では眼鏡を外して裸眼で毛を処理します。この日は夜遅い時間だったこともあり、疲れも出ていていつもより視界がぼんやりしていました。
注意しながら除毛をしたのですが、翌日半袖を着て外に出てみると……剃り残しがたくさんあり、腕にはまばらに毛が生えています。明るい日差しの下に立つと、その部分が悪目立ちしていて、恥ずかしくなってしまいました。
スカートをはきたかったのに
もうひとつ剃り残しの失敗経験があります。普段はすね毛を隠すためにズボンばかりはいていますが、お気に入りのブランドで好みのシルエットのスカートを見つけたのです。私はどうしてもそのスカートをはきたくなりました。
丈は長めで足首まであるスカートだったので、普通に除毛すればそこまで気にならないだろうと思い、思い切って購入!
おでかけの予定が決まり、そのスカートをはくことに決めました。前日に必ず除毛をしようと考えていたのですが、忙しくなってしまいすっかり失念。そしておでかけ当日、スカートをはこうとしたときに毛の処理を忘れていることに気づきます。
結局この日はスカートをあきらめ、ズボンをはくことに。別の日に無事スカートをはくことができましたが、体毛が濃いゆえに好きな服が着られずとても悲しい気持ちに……。改めてつるつるすべすべ肌に憧れた瞬間でした。
小さいころから剛毛に悩まされてきた私は、肌を出すことに抵抗があります。いつか時間に余裕ができたら脱毛サロンに通いたいのですが、しばらくは自己処理で濃い体毛と闘っていきたいです。
※自己処理をする際は、埋没毛や色素沈着などの肌トラブルが起きる恐れがあるので注意しておこないましょう。
著者/斎藤かえで
イラスト/藤まる
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