お風呂はメンズアイテムとクール系で汗を一掃!
もはや予想気温が31度だと、「過ごしやすいじゃない」と思うようになってしまったほど異常な日本の夏……。気温が33~34度あたりをうろつくようになったら、ボディソープをメンズのものに買い替えます。なぜメンズボディソープにするかというと爽快感や、汗のにおいの取れ具合が強いからです。
写真は「メンズビオレ 薬用デオドラントボディウォッシュ」ですが、「これじゃなきゃダメ!」というこだわりはありません。シーブリーズでも構いません。こだわるとしたら以下。
・スーッ!とするミント系であること
・デオドラントタイプであること
・保湿力が高過ぎて洗ったあとぬるぬるするタイプはNG。キュキュッ!とすること
そしてクール系入浴剤も夏の必需品。実は今から10年ほど前、あまりの暑さと子育ての忙しさで、ひと夏シャワーで済ませてしまったのです……すると秋になった途端、強烈な夏バテに!
いつもかかっているオステオパシーの先生に、「夏、湯船にちゃんと入らなかったでしょう!? ちゃんと入らないと秋になってから夏バテを起こしますよ!」と注意されて以来、夏も必ず湯船に漬かるようにしています。しかし、ただ入るのでは暑くて気がめいるので、クール系の入浴剤を入れています。たかが入浴剤と思うかもしれませんが、お風呂上がりのさっぱり感が全然違うんです。今は「温泡 ONPO さっぱり炭酸湯 こだわりレモン」を使っています。
またちょっとしたお風呂時間の工夫ですが、夏は水温が上がっているので、シャワー温度はいつも37度にしています。
デリケートゾーンは専用のソープで!
また、夏は1年で一番デリケートゾーンのにおいが気になる季節でもありますよね。
私は長年、デリケートゾーン用のソープは「サマーイブ」を愛用。オーガニック商品の取り扱いが世界最大のオンラインショップ「iHerb」で大容量のものを買っていますが、「サマーイブ」は日本のドラッグストアや「アマゾン」でも900円くらいで買えるので興味のある方は探してみてください。気休めかもしれませんが、効果はあると思います。
紫外線でやられたゴワ髪がとぅるんとぅるんに
普通にシャンプー、コンディショナーをして、ヘアオイルを塗ってドライヤーをしていたのですが、なんだかそれでは夏、髪がゴワゴワ! 髪も日焼けしますから、仕方がないのですが、あまりにひどい!
そこで美容マニアの間でも話題になっている、「パンテーン ディープダメージリペアー ヘアマスク」を買ってみました(ドラッグストアで800~900円くらい)。これが実に良い!
ゴワゴワだった髪がとぅるんとぅるんに! しかもまとまりも良くなり、翌日のスタイリングががぜんラクに。ロングでもっと傷みが気になる!という人はこれをたっぷり塗布し、固く絞ったタオルを巻いて湯船に入って5~10分“蒸しヘアマスク”をしてみてください。髪が生き返りますよ。
次章ではスキンケア&メイクアイテムを紹介します。
スキンケア3選!ダイソーのプラセンタは必須
顔。もう汗のかき過ぎと紫外線で、鼻の毛穴は開きまくり、顔表面もゴワゴワ。まずは、ビオレの「マッサージ洗顔ジェル」で洗顔&マッサージ。これで鼻の強烈な毛穴開きもわずかに落ち着きます。
そしてお風呂上がりには、100円ショップのダイソーで買った国産の「プラセンタ」をこれでもか!というほど塗りたくります(もちろん“老け見えポイント”である首にも!)。3~5分ほどおいて乾いたら、「メラノCC」の化粧水を500円玉大程出し、肌に浸透させます。これが夏の基本のルーティン。さらに肌のダメージが深いときは、最後にクリームを塗りますが、“毛穴がふさがれる”気がして、個人的に不快なので、まず塗りません。
この3つ、1つ1つが銘品コスメなのですが、中でもダイソーのプラセンタは、某有名ブランドの美容部員の人にすすめられたので、通年買っています。
ちなみに「メラノCC」の化粧水は、いちばん日差しを浴びている腕にも塗布。日焼けケアとしても使っています。
溶けないメイクはFASIOとCEZANNE
夏は生きているだけで精一杯なので、メイクに時間はかけません。というか、普段はしません。外出する際、仕方なくするだけです(笑)。でも、最低限しかしないので、基本道具はこの3つだけ。
FASIO(ファシオ)「エアリーステイ BB ティント UV」
左。超人気ヘアメイクさんが、YouTubeでも絶賛していたこちら。日焼け止め・化粧下地・ファンデーションが1本になったBBティント。
「朝塗れば夏でも13時間はもつ!」といううわさでしたが、「若者コスメがおばさんの滝汗にどれだけ耐えられるのかしら……」と挑戦したところ、崩れない。ホントに顔が溶けないんです!
このクオリティで1,320円は「買い!」どころじゃなく、「絶対に買ってください!」レベル。うちの近所のドラッグストアなど軒並み売り切れていたので、「アマゾン」で買いました。
CEZANNE(セザンヌ)「シングルカラーアイシャドウ 09グレイッシュブラウン」
中央。こちらは美容に詳しい小学館「kufura」の編集長が推していたもの。もう3つも4つも色のあるアイシャドウを使いこなす気力が夏はないので、これ1つでグラデーションをつけるだけ。奥行のある色で3D効果が生まれます。440円。
CEZANNE「ウォーターティントリップ 05プラムレッド」
右。いわずと知れたセザンヌのウォーターティント。660円ながら飲食時、コップやグラスに色移りしにくく、発色とツヤを長時間キープ。あまりの人気に一時は、完売状態でちっとも買えなかったティントリップです。もはや通年愛用しています。
こまめな口紅の塗り直しなんか面倒で、いちいちやっていられません! 一番人気と言われるのは「06ピンクベージュ」ですが、トーンアップしたいので、私はもう少しはっきりとした色味の「05プラムレッド」を使用しています。
プロも推すダイソーのメイクスポンジ
ゲームのキャラクターとして出てきそうなひょうたん型のスポンジ。こちらダイソーで買えるものなのですが、美容マニアやプロのヘアメイクさんも推している逸品なんです。
まず、その魅力の1つはやわらかさ。手で押すとこんなにもぺちゃんこに! デリケートな肌に負担を与えません。
そして、このスポンジ、水に濡らして水切りして使うタイプのものなのですが、水に濡らしたスポンジでファンデーションを付けると、肌の余分な脂は取り除きながらも適度な水分を与えるため、崩れ防止につながります。
私はまず手で顔全体にファンデーション(もちろんFASIOのBBティントです)を伸ばし、濡らしたこのひょうたん型のスポンジのおしりでポンポン軽く顔全体をたたきながらファンデーションをなじませているのですが、この方法でやると本当に灼熱地獄の中でも崩れません!
まとめ
年々夏の暑さがこたえるようになりましたが、今回ご紹介したものが少しでも快適に過ごせる助けになれば幸いです。どれも身近なお店で買えるもの&お値段なので、気になったものがあったら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事内の価格表記は、すべて消費税込みの価格です。
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著者:中田ぷう
業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。