頼みの綱だった義両親は…
仕事復帰前に考えたこと
私たち夫婦が家を買ったのは私が30代半ば、夫が40代に入ってからでした。
育児休暇が終わったら共働きになることを考えて、夫の実家の近くに家を買い、義両親に育児支援を頼むことにしていました。
私が仕事に復帰すると、予定通り義両親が長女の保育園の送り迎えや晩御飯の準備などを手伝ってくれて、なんとか仕事と育児を両立することができていました。
義両親の体調に変化が
一度は仕事に復帰した私でしたが、次女を妊娠しまた育児休暇生活の中にいたときのことです。
義父にがんが見つかり、入院することになりました。義母は義祖母や義父の介護で、孫の世話まで手が回らなくなっていました。
幸いにも義父はすぐに回復しましたが、心臓にも持病があり、不安は多く残ったまま。さらに、義母も病気を患い、入院することもありました。
私はそのころ三女も妊娠し、育児休暇を延長していました。義両親が救急車を呼ぶことも数回ありましたが、夫の実家の近くに住んでいたことと育児休暇中で家にいたことが幸いし、義両親の元にすぐに駆けつけてサポートをすることができました。
仕事復帰後の不安
三女の育児休暇の終わりが見えたころ、私たち家族の状況は長女だけのときの状況とはまったく異なっていました。
義両親は回復して元の生活に戻っていましたが、年齢も70代後半となり保育園の送迎などを日常的に頼める状況ではありません。私も40代、夫は50代になり、支援のない状況での共働きには体力的にも精神的にも限界を感じました。
私は時短勤務で復職したものの、職場へ迷惑をかけるのも申し訳なく、育児休暇期間を含め20年間勤務した仕事を辞めました。今はパートタイムで働いています。
とはいえ子どもは小さいし3人もいるので、もう少し子育てが落ち着いたら復職も考えています。
まとめ
40代になると、仕事でも責任のあるポジションを任せられることが多くなります。合わせて義両親にも頼れないとなると、フルタイムの共働きはかなり過酷なものでした。義両親や自分の両親の介護の可能性もチラついて、お金は必要だけれど思うように働けない、育児と介護と仕事の間で揺れる40代の苦悩を実感させられました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/☆まかりな☆
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!