じいじと娘の初めてのお留守番! 帰宅した私が目にしたのは……
3歳の娘を子育て中の私は、いつも夫の休みに合わせて美容院を予約しています。今回も夫が休みの日に予約を取ったものの、夫に急な仕事が入り子守ができない状態に。「今回の美容院はあきらめよう」と思っていたら、じいじが娘との留守番を買って出てくれました。じいじがマンツーマンで娘の子守をするのは初めてなので不安でしたが、留守番に前向きな様子のじいじを見て、お願いすることに。
当日、娘を実家に送り届けて美容院へ行きました。終わってから急いで実家に戻ると、家の中はごちゃごちゃ。泥だらけの娘の靴、散らかったリビング、こぼれたジュースと食べかけのお菓子……。その様子に目を奪われていたところ、お風呂場から楽しそうな声が聞こえてきます。お風呂に入っていた娘とじいじ。出てきてから話を聞くと、留守番中に次々とアクシデントが起きていたようでした。
留守番している間の話を聞くと、リビングで一通り遊んだあと、娘と散歩に出てジュースとおやつを購入。帰り道、娘が泥にハマってしまったそう。帰宅したらすぐ娘がおやつを食べたがったので、靴はそのままにしておやつタイムに突入。娘は大好きなぶどうジュースをチョイスしていましたが、盛大にこぼれたのでおやつタイムを中断してお風呂に入ったというのです。娘が「じーじがおもちゃいっぱい出して遊んでくれたよ! お散歩も行って、ジュース買ってくれて、お風呂は泡入れて遊んだ!」と、留守番の様子を、目を輝かせながら話してくれました。娘の靴や服が汚れて申し訳なさそうな様子のじいじでしたが、2人での留守番は楽しかったようで娘もご満悦の表情です。
2人の初めてのお留守番は、私も含めみんなの良い思い出になりました。初めてでも前向きに娘との留守番に挑戦してくれたじいじ。そんな勇気を見習って、私自身もこれからの子育ての中で「いろんなことに挑戦していこう」と思います。
著者:宮野かこ/女性・主婦。3歳の娘を子育て中のママ。人見知りがなく誰とでもすぐに仲良くなれる娘は、買い物中に店員さんやレジ待ちのお客さんと親しげに話すのがお決まり。人見知りタイプの私は毎回たじたじになってしまうのが悩み。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています