じょうぶな骨や歯をつくるために欠かせないカルシウムは、体のさまざまな機能を調整するためにも必要です。とくに妊娠すると、おなかの赤ちゃんのためにもさらにカルシウムが必要になります。妊娠したいと考え始めたら、毎日どんな料理を食べればいいのか。今回はカルシウムがとれる、おすすめのレシピをご紹介します。
玄米のボリューミー炒飯でおなかも大満足
カルシウムが含まれている干しエビをつかったチャーハンは、ナンプラーなども加えた本格派アジアンテイスト。ごはんは未精製の玄米を使っています。卵とオクラを加えてかさ増ししているので、ボリューム満点なのに糖質の量は控えめです。小松菜やほうれん草のような葉物野菜を組み合わせると、栄養バランスもさらによくなります。
とりにくい魚は、缶詰を上手に活用して!
ふだんの食事ではなかなかとりにくい魚も、缶詰なら調理もかんたん。しかも長期間にわたって常温保存ができるので、忙しくて買い物に行けないときでもすぐに魚を食べることができます。さばの水煮缶を使ったこちらのレシピは、めんどうな魚の下ごしらえもいりません。大根をのせておろしハンバーグ風にしたり、つけあわせにキャベツを添えれば、さらにボリュームのあるおかずになります。
栄養バランスのいい和風オムレツ!
しらす、大豆、ヨーグルトなど、カルシウムが含まれている食材がたっぷり入っている和風オムレツ。またしらすの魚、大豆の豆類、卵も入っているので、いろいろな種類のたんぱく質が一度にとれる栄養価の高いメニューです。トッピングに加えている大葉とみょうがに含まれる栄養には、ホルモンバランスを整えるはたらきもあります。寒い時期には、しょうがを加えたあんをかけてもおいしそう!
体のすみずみにまでじゅうぶんに栄養が行き渡るためには、それぞれの栄養素の働きを知り、毎日組み合わせながら食べ続けることが大切です。カルシウムを効率よくとることができる牛乳やヨーグルトもいっしょに組み合わせると、カルシウムをしっかりチャージできますよ。