急きょ、帝王切開手術で次男を出産したRINさん。手術前後には珍しく夫もやさしい言葉をかけてくれホロリとしたのですが、退院後はやはりモラハラが復活。
NICUにいる次男に母乳を届るため車で送ってほしいというお願いも、無情にも却下されてしまいます。そして、体調を気遣うどころか店のことにまで……。
仕事から帰宅した夫の衝撃発言
出産後、夫は珍しく体調を気遣って店を休ませてくれました。
しかし数カ月がたったころ、RINさんが店に立たなくなってから売上が減っていると夫が訴えてきました。ある日などは、店を始めてから5年目にして初めて、売上ゼロを記録。
ショックを受けた夫は、RINさんに「店に出れないのかよ」と詰め寄ります。
RINさんは次男の世話があるので無理だと断りますが、夫は「このままだと廃業だぞ」「実家にお金入れられなくなるぞ」と脅してきました。しかし、それらの言葉は“自分に能力がない”と言っているのと同義です。
そんな夫に一言物申したのは、なんとまだ幼い長男。「じぶんのおうちにすみたい」「なんでババのおうちにいるの?」「なんでボクはじぶんのおうちないの?」と純粋な願望や疑問を伝えたのです。
今までRINさんの実家に甘えていた夫は、わが子の訴えにさすがに気まずくなって、凍りついたのでした。
◇ ◇ ◇
RINさんは、当時、モラハラ夫さん的には実家に住むことが都合がよかったのだろうと振り返ります。子どもをお母さんにみてもらえるので、RINさんが店で働きやすく、かつ生活費も抑えられるからだろうと。そしてRINさん自身も、お母さんたちがいた方がモラハラ夫さんの態度がおとなしくなるため、実家を好んでいたようです。第三者がいた方がモラハラを受けなくてすむのであれば、家を出るのはかなりの決心が必要ですね。